木村剛氏を知るサイト

ググルでついに「週刊!木村剛」がtopに表示されるようになった。
おそるべし、ブログ(というかRSSですね)。

さて、ぼくも図書館に行くと木村さんの本を探して読んでみることがあるが、
最新刊は予約でいっぱいですぐには借りることができない。

(買えよ!って・・・。ごもっともですが、保存スペースの問題と、毎月の住民税分を借りて読むことで
図書館のバブリーな建築に納得することにしてます・・・)

で、少し古めの本を手にするが、たとえば不良債権や金融行政についての考え方は今と変わっていない。
「キャピタルフライト・円が日本を見捨てる」なんかとてもわかりやすい。

しかし、やっぱり最新の動向を知りたいと思う。

で、木村さんのサイトをいくつか眺めている。ま、いずれもググって出てきたところなので珍しさはないが・・・。

木村剛の徹底究明!金融・経済大捜査線 う~ん、正規の番組名よりも修飾語が長いTVのサスペンスドラマのような題名がイマイチであるが、本家、KFiが提供するサイトであり、もっとも信頼できる。ただし、コンテンツが多くてどこから読んでいいのか初心者(ぼくも含む)にはややとっつきにくい。

ということで、元ネタは同じだが、とりあえずムービーで彼の話を聞く、というのがこちら。有料のものもあるが無料のものをまずは見てみる。

で、オフィシャルサイト・・・・。すいません。別の木村剛さんでした。

さて、メインのコンテンツサイトはどうも素材が多すぎて目が回る、という方には 有志創路がよいと思う。平成14年からの意見が手短にまとまっている。ツウには物足りないかも。

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コロンブスは借方

確定申告・青色申告のシーズンである。

で、簿記の基本の借方と貸方が左右どっちかの覚え方は古来いろいろある。
ネットでググってみると・・・。

「かかた」の「り」は左にはねる、「かかた」の「し」は右にはねる、と覚える。こちら。

借方の由来らしき説。こちら

最重要暗記項目、とにかく覚えろ、という話。こちら

ぼくが最初にこれを覚えたのはたぶん学生の時に読んだ簿記の入門書。
素材はなぜかコロンブスとイタリア女王

コロンブスが新大陸発見の(というかインドへ行こうとしたわけですが・・・・)旅に出るときにイタリア女王のイサベル1世に資金援助を受けました。
で、ヨーロッパの地図を素直に眺めると、お金を貸したイタリアから西(左)に向かってコロンブスは旅立った・・・、と。

けっこう長い話ですが、今でもどっちだっけかなあ、という時に地中海を左に臨むイタリアの地図を思い浮かべます。


以下、余談。(お、この書き方、ちょっと司馬遼太郎みたい・・・、じゃないか)

昨年秋に財務会計ソフトを開発している連中とゴルフをした。彼らは右にスライスすると「ああ、貸方・・・」、
左にひっかけると「また借方だようお」などと叫んでいた。
最初はジョークだったんだろうが、ミスショットをしたときに思わず「わ、貸方!」とか無意識に叫んでいたのでホントに
身についているようだ・・・。さすがプロ、とは思わなかったが。


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イーバンク泥仕合開始

イーバンクとライブドアが泥仕合になりそうな雰囲気・・・。

イーバンクが例の脅迫電話のファイルを自社WEBで偽造の可能性あり、と掲載したところ、http://www.ebank.co.jp/information/information_021.html

さっそく、ライブドアが反撃した。
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=265

http://finance.livedoor.com/ir/4753/detail?id=1


泥仕合は観戦するほうは面白いのだが、いつからこんなになったんだろう。
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=200

この頃はイーバンクもライブドアも協調姿勢のようだ。
イーバンクの松尾さんがライブドア(当時エッジ)の役員として参加したのはその後。
http://corp.livedoor.com/investor/pdf/000000/0000008d

しかし、年が明けた1月下旬には退任。
http://corp.livedoor.com/investor/pdf/000000/00000097

上記の退任の報告ではイーバンクの業務のコンサルをしていたけれど先方の役員にさせてくれなかった
ような話が出ている。
イーバンク、エッジともどんな経営者なのかはよく知らない。
どっちがどうでもいいし、ぼくには関係ない。

しかし、イーバンクは一応銀行なんだよね。
小口専門銀行とはいえ銀行法に基づき免許を取得して営業している点では都市銀行となんら変わらない。
ITコンサルではなくて業務コンサルをエッジに頼む理由もよくわからない。
そしてエッジの上場がからむ。
松尾さんは集金がうまい人だ。

何かありそうな印象を受ける。

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フジマキさんは・・・。

木村さんの今週のブログを読んでいて、そういえば円安論者の藤巻健史さんはどうしているかな、
と、こちらを見てみた。

真摯に日本経済に立ち向かう木村さんと比べると・・・・などというと怒られるかもしれないが、
フジマキさんはなんとなくのんびりしている印象を受けるのはなぜだろう。
まあ、キャラクタの差もあるだろうけど・・・「ウスイ」のせいか???

運用余力がなくて塩漬けのわずかなドルを眺めているぼく的にはフジマキさんの予想する方向に
早くならぬものかと2年くらい思っているんだが・・・・。

で、フジマキプロパガンダはやあり付録の「ウスイ」が一番面白いと思う。
ウスイさん、日本に戻ってきたんですね。がんばれえ~。

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イーバンクの松尾さん

木村剛さんの銀行はどうなったんだろうなどと思っていたら、
イーバンクの松尾社長、やっていますねえ。
それに対して、ちゃんとライブドアの方も音声ファイル付で公開していますねえ。脅迫電話

イーバンクは開設前からちょっと注目していて、50万円までしか預からない銀行って成り立つんだろうか
とか、メールで振込みできてうれしいか!とかいろいろ思っていた。
で、松尾さんはよく金を集めた。
この方、国有化された長銀でシステムやっていた人だけど、長銀のコネか、氏の功績か、
開設前からかなりのところからずいぶん資本参加させた。
これはなかなかすごいなあ、やるなあ、営業だなあ、と思っていた。

そしたら今回のさわぎ・・・。
ライブドア側のプレスリリース資料をみるといろいろありそうで楽しみ・・・。

そういえばイーバンクの本社がある東京都千代田区内幸町1-1-7 大和生命ビルっていうのはNTTの以前の本社の隣でその隣にはみずほ銀行、反対には帝国ホテル、という立地。
大和生命のビルは幾多のドラマで本社として使われている。入り口左にあるスタバはまだあるかな??

それだけです。

なんか、outdoorからずんずんずれていくが、ま、いいか。

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木村剛

江上剛のあとに木村剛とは語呂がいい。
もっとも前者は「ごう」、こちらは「たけし」である。
両者の共通しているのは、けっしてハンサムではないこと、
組織の平均からすれば暴れん坊であること、そして
学歴社会からややはずれていることだろうか・・・。

というと、「木村剛は東大経済だよ」と反論があるだろう。

木村剛氏の本は「小説ペイオフ」しか読んでいないが、最近やや影が薄くなったとはいえマスコミによく出る
人だから(だからニフティも目玉としてココログにひっぱりこんだんだろう)ので氏の話をマスコミレベルで
聞くことは時々ある。

やっぱり平均的な日銀マンではなかったろう。

城山三郎「小説日本銀行」という小説がある。若き日銀マンが大蔵官僚と戦う話であるが、冒頭、主人公の日銀マン(東大経済卒)が大蔵省に挨拶に行くと「君、何年?」と卒業年次を聞かれ、東大法学部卒でないことがわかると馬鹿にされる。
木村氏のプロフィールを見たとき、この主人公を思い浮かべた。もちろん、いい意味で。

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