配達証明郵便
生まれて初めて「配達証明」郵便をもらった。「配達記録」ならクレジットカードなどの郵便でもらうことはあるが、公文書としての効力がある配達証明をもらったのは初めて。
赤い配達証明のスタンプが大きな封筒を裏返すと差出人は大学の同級生。温厚な優等生で業界トップの企業に就職した。学内でのつきあいだけだったが卒業後は年賀状の交換は続いているものの卒業後に会ったことはない。学生時代の友人との年賀状もお互いの転居などで住所が不明となってだんだんとその数が減ってくるが、彼とは今でも交換している。「クラス会をやろう、幹事をやってくれ」というメッセージが毎年書いてある。彼の年賀状を見るたびに、「そんなにやりたければ自分でやればいいのに・・」とクラス会に興味のないぼくは思うのだった。そんな彼がなぜ配達証明を送ってきたのだろう。
封を切ると「クラス会を企画しているので、自宅の電話番号と携帯電話番号を至急連絡(電話)してくれ」というような内容、それと6日(金)(今日ですね)に同級生の一人と会うのでできれば参加せよとのメッセージとともに彼の自宅や携帯電話、メールアドレスが記載された名刺。
どうということのない内容である。おお、とうとうしびれを切らせてご自身でクラス会の企画をしましたね、という感じ。
さて、どう返信しようかと考える。
うちは自閉症の娘が電話の音がきらいなので自宅の電話は呼び出し音を止めてある。電話が鳴っても気がつかないのであとで留守電か着信履歴で掛けなおす。携帯は仕事兼用なので番号を変えることはないので親しい友人まで。25年近く会っていない同級生に教えるべきかどうか。
そうこう考えるうちに、なんで配達証明なの?という疑問に立ち返った。
毎年年賀状を交換しているので住所はわかっているだろうが、ちゃんと届くかなという軽い気持ちなのだろう。その証拠に内容証明がついているわけではない。しかし届いたかどうかなら、配達記録でもメール便でも差出人にはわかる。それをわざわざ配達証明にしたのは、ちゃんと届いたって確認しているんだから、中身をきちんと読んで返信しろよ、と言っているように思えた。
で、2日ほど放置していたら、今度はメールが来た。少し古いアドレス宛である。
以前は年賀状にメールアドレスも記載していた。電話をしなかったので古い年賀状からこのアドレスを探してメールしてくれたのだろう。また手数をかけてしまった。申し訳ないなあ、と思いつつ、本文を読むと、内容は同じ。クラス会の企画と自宅電話、携帯番号の連絡要請。
ここに至って(すなわちメールが来た時点で)電話番号は回答しないことに決めた。だってメールアドレス知っているじゃない。クラス会の連絡ならそれで十分。直近になって緊急連絡のためにお互いに携帯の番号を知らせるのは全く問題ないし、そうすべきだと思うが、クラス会の企画のために自宅の電話や携帯電話を現段階で連絡することはないと考えたからである。
で、やっぱり最初の疑問に戻る。
どうしても連絡を取りたい相手に郵便を出すときに普通の人は配達証明で出すのだろうか。配達証明って書留が必須だから500円+300円で800円するし、ポストではもちろんだめで郵便局に出しに行く必要があるんだが。
到着確認なら80円のメール便にするけど到着まで3日かかるかのが問題か。
それと自宅の電話や携帯電話の番号公開に対する個人の意識の差も感じた。







































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