SUUNTO X10
SUUNTO X10が発売になっている。
日本正規代理店であるアメアスポーツのサイトでの製品紹介も残念ながら英語である・・・。
製品紹介を見るとKey Featuresとして以下の記載がある(拙訳)。
- 高感度GPSと安全なナビゲーションのための位置捕捉
- 最小、最軽量のGPS搭載リストップコンピュータは両手が自由になる
- 高度、気圧、50ルート、500ウェイポイント、トラックに加え速度と目的地までの正確な距離をモニター
- Google Earthで旅の記録と共有ができる
- バッテリー改善でより長い軌跡を記録
- 高度計、気圧計、コンパス機能
- 100m/330feet防水
まあ、当然ながらX9やX9iよりは機能アップ、改善が図られている。
電源はX9/X9iと同じAC100VまたはPCのUSB経由でのバッテリー充電。
X9/X9iは旧式のハンディGPS(GEKO201あたり)と比べても捕捉性能は悪かったが、時計と一体ということでそれなりに評価はできた。しかしなんといってもバッテリーの持ちの悪さが課題で、通常使用(GPS未使用)では2ヶ月もつが、GPSを使用すると1日と持たない。これを打開できないかと乾電池式のUSB給電のケースとかをいくつか試したが、どれも規定の電力を満たすことができなかったようでX9iには給電できなかった。
ではX10では問題のバッテリーはどうなったのかと、マニュアルをダウンロードしてみた。
速度測定や距離計算ができるようになったのでその部分が追加になっているが、基本的な使用方法に変更はない。GPSの素子についての記載はなかった。
問題のバッテリーであるが、上記バッテリー改善の原文は「Take your time on the trail with the longer lasting battery」ということで持続時間が長いということだが、マニュアルを見ると・・・。
1.4. CHARGING THE BATTERY より抜粋
「The life expectancy of a single charge can range
from 6 hours (with heavy usage of the GPS, backlight, compass and data storage
functions) to over 2 months if you only use Time and/or Alti/Baro mode.」
すなわちGPSを使用すると6時間となっている。X9iは「The life expectancy of a single charge can range
from 4-5 hours」となっているのでわずか1時間しか変わらない・・・。むむむ、せめて12時間とか18時間などまる一日の行動時間がカバーできないとつらい。
現時点ではぼくの使い方からはディスコン間近?のX6HRの仕様(心拍計+高度計+コンパス)が一番良いので、これがディスコンにならないことを祈る。
あ、X6HRのバッテリー交換をしたあとにコンパスの調整をしていなかったのと、もともと磁北偏差の設定をしていなかったので、調整・設定のついでのその部分だけマニュアルを作成してみた。
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