「万引き家族」
「万引き家族」見てきた。
土曜日の夜の時間でも、いつもなら映画館と同じ階の駐車場も半分くらいしか埋まらず、シアターホールに入っても、観客は中央の見やすい場所に1割くらいしか入っていないが、車の込み具合、ホールの入りを見ても人気映画とわかる。
是枝監督が描くのは「そして父になる」では「家族」。今回もどうも家族らしい。
お涙頂戴だったらいやだなあと思ったが、そういうところはなかった。
樹木希林は昔の記憶だとお笑いに近いが、最近はキーになるいい役をやる。
最近ニュースで見聞きすることが多い、今の日本の深い課題を、2時間でまとめ、しかも映画としては、どんでん返し感を感じられる、凝ったいい映画だと思う。
しかし、是枝監督の映画は俳優がたいてい同じなのがどうも・・・。
リリー・フランキーに過去見た映画の役がいろいろ重なる。
P.S この映画の舞台は東京の下町、最近はスカイツリーを写すことで簡単に表示できる。バス停のシーンは下町らしさがない見覚えのある広い道路だった。リリーフランキーが新規一転やり直す土地ということなんだろう。
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