トコトンやさしいドローンの本
最初に読んだ「飛ぶ!撮る!ドローンの購入と操縦」よりはやや技術や理論寄りかもしれないが、おおむね書いてあることは、法規制が少し新しくなった点以外は同じ。
最近のドローンはGPS装備と各種IT機器の高性能化によって自動操縦やロスト時の自動帰還も簡単にできるが、手動に切り替えたときにいかにきちんと飛ばせるかが課題であるのは昔と変わらないようだ。
最初に読んだ「飛ぶ!撮る!ドローンの購入と操縦」よりはやや技術や理論寄りかもしれないが、おおむね書いてあることは、法規制が少し新しくなった点以外は同じ。
最近のドローンはGPS装備と各種IT機器の高性能化によって自動操縦やロスト時の自動帰還も簡単にできるが、手動に切り替えたときにいかにきちんと飛ばせるかが課題であるのは昔と変わらないようだ。
最近はやり?のドローンの検定本を読んでいる人を見かけ、ああ、ああいうのを飛ばすのは免許とかいるのかな、と思って読んでみた。
結論からいうと、遊びレベルなら免許はいらないけど、いつぞや官邸の屋上に墜落したドローンが出てしまったおかげで、都会ではあまり飛ばせるところがない・・・。人口密集地(きちんと地図上で定義されており、うちの近隣はほとんどダメ)や都立公園では飛ばせないので、体育館のような屋内で飛ばすか、山奥に行くか、ホビーレベルでない腕になって申請して飛ばすくらいしかないみたい。1万円以下でカメラ付きでけっこうなことはできるようだが。
東京総合指令室―東京圏1400万人の足を支える指令員たちを読んだときに、ダイヤ乱れを回復する仕組みを知りたいと思ったが、その本の参考図書として掲載していた本が図書館にあったので読んでみた。
作者は「電気学会・鉄道における運行計画・運行管理業務高度化に関する調査専門委員会」となっており、実際の執筆者は車両メーカーやJRや私鉄の専門家に大学の先生となっており、文章も研究論文的でもあり、啓蒙書のようでもある。列車を運行するのに必要な車両や人、設備、運行計画の整合性を取りながらも中乱れ(数時間程度で復旧する程度のダイヤ乱れなど)への対応の仕組みや考慮すべき点、そして最近の技術革新と今後の方向感など、ほしい情報がやや古いながらもよく整理されていて面白かった。
藤田達生「謎とき本能寺の変」で本能寺の変の全貌をある程度細かく知ったあとなので読めた。本書そのものは多種多様な要因や黒幕説を述べるのではなく、その中での根拠や背景となっている事項や今までは不明とされていた事項をこの時点での説明を掲げている。読み物としては面白くはない。
足利義昭首謀説を前提に、本能寺の変の前後の状況を丁寧に説明している。義昭が京都追放後、学生のころには足利幕府滅亡の年である1573年以降の義昭の立場や権勢、世間の評価などが新鮮だった。やっぱり明智光秀単独はないよなあ、と思う。
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