泉麻人「昭和40年代ファン手帳」
高校同級生の自民党石破茂との対談をきっかけに昭和40年代の世相を綴ったもので、いかにも泉らしい内容が多く、新鮮味はないが、面白い。
泉麻人はぼくよりも3学年上なので中学高校あたりがちょうど学校がずれる。昭和49年までしか話題がないので、自分の高校時代の話題がないのが残念。それでも、ああ、そうだった、そうだったという話は多い。「傷だらけの天使」とかの人気TVは夕方4時からの再放送が高校時代にあったので、アキラ(水谷豊)の「あにき~」の物まねは今でも付き合いのある高校の同級生がやっていた・・・。水谷豊が「相棒」(ほとんど見たことがない)で沈着冷静な刑事をやっていたりすると少しおかしくなる(一世風靡セピアのイメージしかない柳場敏郎が「踊る大捜査線」で警察官僚をやっているのも同じだけど)。
でも一番面白いのはタメ口で初恋の話をする石破さんと泉の対談かも(ちょっと短いが)。
Comments