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生島 治郎「片翼だけの天使」

本田 靖春「戦後の巨星 二十四の物語」の対談者のひとりの生島治郎の自伝的小説。この人は韓国生まれのソープランド嬢を夫人に迎えることになるが(のちに離婚)、その経緯を綴ったもの。生島氏は上海生まれの引揚者、インタビューワの本田氏は韓国生まれの引揚者。ふたりともかつての植民地の人へ複雑な懺悔の念を抱いている。このあたりの間隔はそういう世界とは全く無縁だった自分には理解できないが、韓国世論はともかく、明治以前は別国家だった沖縄にはそういう部分もあるのだろうか。
 小説そのものは続編以降離婚まで何作かあるようだが、正直これ以上は読む気になれない。


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