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山下春樹「山小屋物語」

山下春樹「山小屋物語」
Amazon Kindleのオーナーズライブラリー無料本。
著者は南アルプスのガイドブックを執筆している人。南アルプスの伝付峠にあるとした架空の小屋にまつわるエピソードを実体験からまとめている。最初はなんでこんなものを書くのだろうという感じがしたが、徐々にその雰囲気に慣れ、居心地の良い読後感があった。
もっとも最近はこちらのサイトでのコンテンツ販売が本業のようで、Kindle無料本は販促ツールかもしれない。それでいいけど。

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上橋菜穂子「獣の奏者」

上橋菜穂子「獣の奏者」
 最近、ちょっとブームらしい上橋菜穂子の「獣の奏者」をこの連休で読んでみた。400ページ程度の分厚い4分冊だが、日本人が書いた読みやすいファンタジーなのですぐ読める。
 話の内容から中学生以上を対象としているだろう。最初に2巻は2009年にすでに50話でアニメ化されNHK教育テレビで放映されたそうだ。なるほどこの内容なら「教育テレビ」でも放送できる、いや推奨できるだろう。ファンタジーでも「ゲド戦記」の原作ほど異文化ではなく、「ナウシカ」ほどどろどろでもない(「ナウシカ」は映画と原作ではどろどろ感がまったく違う)、もちろん、ハリポタのような魔法で済ますわけではない。
 ヒロインのエリンが前向きで能力があり、戦闘用の大蛇「闘蛇」はオーム、天敵の大鳥「王獣」に乗るエリンはメーヴェに乗るナウシカを連想してしまうのだが。

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ひまわりガーデン武蔵村山 2014/7/21


 ひまわりガーデン武蔵村山に行ってきた。
 娘とぼくはお留守番のつもりだったが、家内が出かけるのを察知した娘が、あたしも行く、ということになってクルマで出かけることになった。
 多摩市から国分寺崖線を抜けて北上するルートはどこも混むのだが、今日はみんな遠出しているのか、20号日野橋の右折が混んだくらいで比較的順調。

 ここは初めて行ったが、都市部としては比較的広くて、ひまわりの丈も低めなので、まじめに撮影するといい写真が撮れそう。
 欠点はもともと団地だったところをつぶした跡地ですぐそこまで団地や生活道路が迫っているので、背景が決まらないこと。

 あいかわらず真面目に撮影できないボクと、ケータイでシャシャと大量に撮って終わりの娘と、きちんと撮影している家内とはペースが違う。娘は10分くらいで飽きたので、コンビニで買い物をして、クルマで少し待った。娘は「一度帰って、もういちど迎えに来る」とか言っていたが、さすがに片道1時間近くかかるので、それはちょっと・・・。

 駐車場が300円だったが、まあ炎天下、ご苦労様です、という感じ。

 
写真

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町田ダリア園 2014/7/20

 電車とバスだと2時間近くかかるハズだが、クルマだと15分で行ける町田ダリア園に家族で。
 じっくり撮影する家内を尻目に、適当に撮って終わりのボクとケータイであっという間に撮影終了の娘。「帰って日記書く」娘とふたりでいったん帰宅、30分ほどしてから再度迎えに行った。
 花の着き方が牡丹に似ていると娘が言っていたが、牡丹同様、いろいろな名前があって全然わからない。

写真

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「アナと雪の女王」


 数々の記録を塗り替えたアニメなので、どんなものか一度見たいと思っていたが、上映期間も残りわずかになると昼間しかやっていなくて劇場では見られない。かと言って7月16日発売予定のブルーレイやDVDを買ってまでとは思わないし、返却日を気にしてレンタルするのは好みではない。ということで、9日から配信開始になった楽天SHOWTIMEで見た。無期限視聴で税込2,160円で1000ポイント還元で実質1,160円、これならいいか。対応デバイスはPC、タブレット、スマホ。
 いかにもレイトレーシングっぽいCGは、さまざまなものを反射し映し出す、この作品のテーマ・氷に合っている。伝統的なセル動画とは全く違う作りのCGはいかにもアメリカ的で、温かみはないが、CGとしてはすばらしい。PC能力の劇的な進歩の賜物。
 ストーリーは、とてもわかりやすい水戸黄門的進行で、裏を考える解説本はいらないし、子供でも楽しめる。このくらいの映画がヒットするのが日本という平和な国だ。この世を氷の世界にしてしまう女王エルザは自身の能力が露見して山に籠ってしまうけど、一国一城の主なんだから、もう少しなんとかしてから籠れば?と感じました。

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伊藤之雄「昭和天皇伝」

伊藤之雄「昭和天皇伝」
 600ページ近い分厚い本。幼少期から最晩年までを一次史料をもとに客観的に記載したとのことで、大部分はそのとおりだが、AMAZONの比較的好意的なレビューにあるように、天皇を褒めすぎでは? 書き急ぎ過ぎと感じる部分もあった。
 それでも張作霖爆殺事件に対する田中義一首相への対処に若気の至りから失敗(受験勉強で覚えた頃は、なかなかやるなと思ったものだが)、軍部に対する権威を失墜し、満州事変の拡大を停められなくなり苦悩する姿や、終戦へのリーダーシップなどなかなか読みごたえがある。
 まだ歴史になり切っていないこの時代ですら、真相はなかなかわからない。面倒なことは「歴史が評価する」と言われるが、果たしてそうなのだろうか。歴史はどんどん変質、伝説になるような気がする。司馬遼太郎の最大の罪は「竜馬がゆく」で坂本龍馬を竜馬というヒーローに仕立て上げたことだ、とどこかで読んだ覚えがある。昭和天皇についても信頼できる新史料の発見がなければ、伝説になっていくのかもしれない。

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