« 高幡不動と桜ヶ丘公園の紅葉 2013/11/24 | Main | foobar2000を入れてみた »

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか
 29人による論評。うち2名は本作と村上春樹をこき下ろす対談で息抜きに良い。
 今回は鉄道にもかかわるので鉄道オタクの原武史先生も登場。
 これだけ多数の人が出てくるといろいろな読み方がある。本作が名前にこだわった作品なので、名前に関する考察がいろいろある。主人公のパートナーの木元沙羅については沙羅という名が「蜜蜂パイ」に登場した人物と同じであり、その連続性を指摘する人が多い中、大乗仏教からの考察、「1Q84」にも登場する平家物語との関係などもあった。
 忽然と姿を消す灰田。緑川とは何か、沙羅はなぜあそこまで献身的なのか、不器用な女性が死ぬ「ノルウェイの森」と同じ構図との批判などいろいろあるが、全般的には「1Q84」よりも評価する人が多く、阪神大震災とサリン事件からの年月など、村上春樹が一段階変わったと評する人も多い。

|

« 高幡不動と桜ヶ丘公園の紅葉 2013/11/24 | Main | foobar2000を入れてみた »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2457/58675893

Listed below are links to weblogs that reference 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか:

« 高幡不動と桜ヶ丘公園の紅葉 2013/11/24 | Main | foobar2000を入れてみた »