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吉川英治「黒田如水」

吉川英治「黒田如水」
吉川英治「黒田如水」

 大晦日に来年の大河ドラマの主人公、黒田如水をkindle無料版で読んだ。読む場所によってkindle paperwhiteで読んだり、PCでBlueStacks上の疑似アンドロイド環境でkindleアプリで読んだり・・・。

国民作家、吉川英治の本はこれが初めて。題名が号「如水」なので晩年まで描くのかと思ったら、荒木村重に捕えられ、解放され、松千代と対面するあたりまで。中国路で本能寺の変を知り、号泣する秀吉に、天下取りのチャンスとけしかけるシーンまでは描かれていない。ま、このあたりから如水らしさが出てくるのだが・・・・

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象が平原に還った日―キーワードで読む村上春樹

象が平原に還った日―キーワードで読む村上春樹
象が平原に還った日―キーワードで読む村上春樹
 1991年刊行で対象は「ダンス・ダンス・ダンス」までだが、最近読んだ村上春樹ものでは一番面白かった。
 「ハートフィールド」の由来、「象」とは何か、「鼠」の生年月日、名前の由来から始まり、なぜ「羊」なのか。「ノルウェイの森」の赤と緑のカバー、「一角獣」「世界の終り」と「ゲド戦記」の関係・・・。かなり説得力のある話題を提供してくれる。
 「鼠」を単なる記号に過ぎないと切り捨てた柄谷行人を切り捨て、川本三郎や加藤典洋の読み方を切り捨てる。柄谷はもともとアンチ村上なのできちんと読んでいないのがわかる論文を目にしたこともあるので納得できる。川本と加藤はアンチではないけど、それは違うだろうという浅い解釈が多いのも事実。
 「羊」と「一角獣」とキリスト教との関係についての考察は、村上がその後「アンダーグラウンド」や「1Q84」を書くことを考えればなかなか鋭い考察といえる。

 ただし、著者の、くわ正人、久居つばきとも今まで聞いたことがなかった。久居つばきは「ねじまき鳥」「アンダーグラウンド」についてのエッセイがあるようだ。

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市内で山遠望 2013/12/22

 昼過ぎに娘とクルマで近所で出かけた時に、新宿副都心や国師ヶ岳が妙にくっきり見えたのと、風が強かったので自転車でなくて(軟弱)クルマで今期初の近所の山岳展望巡りをしてきた。
 時間も遅かったし、真冬ではないのでそれほどクッキリではなかったが、予想外によく見えた。

 天王森公園にクルマを置いて坂浜聖ヶ丘橋を渡り、電波の鉄塔があるみはらし緑地へ

みはらし緑地からの南アルプス塩見岳(3,047m)

奥秩父 北奥千丈岳(2601m)、国師ヶ岳(2,595m)

振り返れば横浜みなとみらい。右奥の山は三浦半島ではなくて房総の山

天王森にもどりその先を左に下ると上越が見えるが今日はいまいちだった。
天王森に戻る手前の路地を左折してみると、おもわず筑波山が見えた。ゴルフ場のフェンスが思いっきり邪魔しているが・・・。

ゴルフ場のフェンス越しの筑波山

 すでに3時近く、日は傾き、西の方の山を見るにはよくない時間ではあったが、せっかくクルマなので
町田市の山崎団地に行ってみた。ここからは南アルプスの北岳が見える。

北岳(3,193m)

 帰宅途上で鎌倉街道から右折して町田市小野路の東光寺に行ってみた。
 ここにはちょっと目立つ大きな観音様があるが、その上部の墓地の外からは眺めがいい。
 駐車場に車を停めて、カメラをぶら下げて(そう!今日は一眼に300mm着けていたので自転車では無理!)
歩き始めたら上から降りてきたおばさんに「上ですか? 今日あたりはそろそろ日の入りが・・・」とか聞かれた。
どうも、ダイヤモンド富士のことを言っているらしい。「最近、上にけっこう人が来るんで」とのこと。思いっきり穴場だと思っていたここもメジャーになりつつあるかも。

本日の最後の山岳展望は丹沢 蛭ヶ岳と富士山に挟まれた観音様

ちなみに観音様は下から見上げるとこんなかんじ

そのほかの写真

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ガンダム 稲城市役所に立つ?

 家族で出かけた帰りに稲城市役所に寄った。

 ファーストガンダム


 サンライズが作成した1/12モデルを稲城市出身の大河原さんが寄贈したらしい


 よおくみると反対側にある稲城なしのすけが写りこんでいる


 こちらが大河原さんデザインの稲城なしのすけ。ゆるキャラグランプリ2013では見事?30位

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Windows 7化計画(その2:サブマシンのCPU交換)

サブマシンのCPU交換をした。
Core2 Duo E4400 2GHz FSB800MHz 2MB から同じCore2 Duo E8500 3.16GHz FSB1333MHz 6MB

最近はPCもBTOで完成品を購入しているのでCPU交換なんて久しぶりなので、こちらを参考にした。MBがLGA775ソケットなので同じ。

交換後に2つのテストツールで速度比較

TxBench
交換前


交換後


 あれれ、ほとんど変わっていない・・・。

もうひとつ。
交換前


交換後


 おお、こっちは明らかに向上している・・・、ほっ。

ちなみにメインマシン Core i5 2400 3.1GHzでは




 やはり、かなり違う。
もっとも今はサブマシンがガラガラなので軽いが。

E8500は発熱量が多いということで、CPUクーラーも同時に入れ替えた。今まではメインもサブもファンの音が聞こえなかったが、今回は聞こえるのが少し気になる。まあ、換装したばかりだし、まだメモリ交換もしていないので様子見。

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となりのトトロ スタジオジブリ絵コンテ全集3

となりのトトロ スタジオジブリ絵コンテ全集3
「ジブリの教科書3 となりのトトロ」を読んだあとにこれを見ると「教科書」に書かれていたことがわかりやすい。またこの後にアニメを見てみると、絵コンテがほとんどアニメのシーンそのままなことに(当然ではあるが)驚く。これを読むとエンディングロールの背景まで細かく見たくなる。絵コンテの横の宮崎駿監督のコメントがなかなか面白い。メイが抱えたトウモロコシを山羊がほしがる場面があるけど、「実物を見て。実物は井之頭公園のXXにいます」とか指導も。

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ジブリの教科書3 となりのトトロ

ジブリの教科書3 となりのトトロ
 2013年6月刊行。先日読んだ「ナウシカ」と同じく、映画公開前後の頃のインタビュー記事や当時の逸話を含めなかなか面白い。特に映画化が決まるまで各所を説得する苦労談が、今をときめくジブリとは思えない。「トトロ」だけでは映画化は無理と考えた宮崎たちは「火垂るの墓」との2本立てをもくろむが、「おばけに加えて墓とはなんだ」と相手にされなかったとか。
 今ではあたりまえのキャラクターグッヅも当時のトトロには全くなく、また人気が出るとも考えなかったので、別会社が売りたいと言ってきて驚いたという。今やトトログッズはジブリの稼ぎ頭、そのためにジブリのシンボルマークは敬意を表してトトロになっている。

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Windows 7化計画(その1:サブマシンの更新)

 メインマシンは2011年9月購入時からWindows7なのだが、サブマシンがXPのまま。いろいろ溜まってきて動作も緩慢なので、この際Windows 7化した。
 当初は、BTOでのマシン入れ替えを前提にいくつか検討。
 ・音源はできれば現在のPCIボード、ONKYO SE-150PCIを使いたい→PCI付きのM/B
 ・ミニタワーをやめてなるべく小さい筐体にしたい
 ・Officeはなくていい
 ・動作は遅くていい。CPUは安物でいい。
後の2つはともかく、前の2つが矛盾する要求・・・・。

 念のためにサブマシンでMSのサイトのWindows7アップグレードテストをやってみたら、今のCPU(Core2Duo E4400 2GHz)とメモリ(2GB)でも最低基準のクロック1GHz メモリ1GBをクリアしているので、AMAZONでDSP版のWindows 7 Pro(64bit)を購入(さっき見たら購入したときよりも3千円も安くなっている! ショック)。
 筐体の省スペース化は断念してとりあえずアップグレードを試行。

 で、宴会から帰った夜にCドライブをそのまま上書きしてあっという間にWindows 7化は終了。音源ボードはONKYOサイトからWindows7用ドライバを入手して更新、M/Bのドライバもボードメーカーであるインテルのサイトにアクセスするとマザーボードとドライバーのバージョンを自動認識してアップグレード終了。
 メインマシンはAEROは使っていなかったが、サブマシンでは使ってみたので画面デザインが新鮮・・・。

 起動時間こそCPUの違いで少し時間が余計にかかるが、XPの時より全然早く起動する。ソフトがほとんどからっぽなのでメインマシンよりもずっと動作は軽快。

 せっかくなので、少し早そうなCPUと増設メモリをヤフオクでゲットした。今週にでも増設・交換してみるつもり。

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ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ

ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ
ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ
 2013年4月刊行であるが、ナウシカ公開前後の頃のインタビュー記事や当時の逸話を含めなかなか面白い。前半はナウシカやジブリに関わった人のインタビューや記事。後半は本書のために新たに書かれた各界の人たちのナウシカについてのエッセイ、評論。椎名誠、川上弘美、佐藤優も出てくる。ナウシカのネタになった堤中納言物語「虫めずる姫」や「オデュッセイア」の抄訳や解説。
 佐藤優がナウシカの世界観を現代の新帝国主義になぞらえているのが面白い。さらに鈴木宗男事件で周囲の人間に悉く裏切られ、信頼できるのは5匹の飼い猫だという彼は、ナウシカが信頼できるのは肩にいるキツネリスのテトだけだろうという。
 ナウシカにはアニメ映画と原作7巻のマンガ本があるが、この本は基本的にはアニメを題材にしているが、当然ながら原作本に言及しないわけにいかない。これを読むと原作マンガをまた読みたくなる。けっこう時間かかるんだな、あの本。

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リハビリ多摩サイ 2013/12/7

11月の終わりから風邪気味でなかなか完治しない。とりあえずリハビリに多摩サイに行った。帰りに連光寺TTをやるつもりでいたら、渡るべき是政橋の写真を撮って、さらに先の南武線の電車の写真を撮っていて行き忘れてしまった。

写真

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QNAP TurboNAS TS-220

 音楽再生ソフトfoobar2000を導入して、PCオーディオ環境を整備するにあたり、NASを導入した。
 メインPCのHDDはまだ1TB以上の余裕があり、サブPC(Windows XP)マシンのHDDにもそれほどではないが余裕があるが、XPマシンは、かなり動作は遅く、またOSのサポート切れの課題もあるのでいつかは移行が必要。またメインPCのデータもデータ量が大きい写真(110GB)と音楽(80GB)はバックアップをしていない(XPマシンに時々コピーしているが時間かかるので最近はさぼってます)。
 PCオーディオは当面は現在の環境(ネットワークオーディオではなくPCで再生)を保持するが、外部メディアはいずれ必要になる。
 というわけで、NASである。

 せっかくNASにするのだからRAID1にしたい。その前提でネットで調べると、バッファローやアイオーデータのNASは全くダメみたいだ。HDD障害時にRAIDとしての機能を果たさなかったり、内部のHDD交換がやたら高額。
 で、やっぱりこういうPC部材は台湾である。QNAPのTS-220というのがケース(電源とRAIDコントローラ?)だけで3万円近いが、HDDは好きなものを自分でセットできる。
 おりしも、ウェスタンデジタルからNAS専用の信頼性が高く静かなHDD(WD RED)が発売され価格もこなれてきた。
 HDDは3TBも発売されているが、当面は2TBあれば大丈夫なので、これを2台そろえてRAID1で組んだ。

QNAP TS-220
QNAP TurboNAS TS-220

WD RED 2.0TB
WD Red 3.5inch IntelliPower 2.0TB 64MBキャッシュ SATA3.0 WD20EFRX

 まずは2大大量データである写真と音楽の扱い。
 音楽はNASに移すことは問題ないが、写真は娘がネットワーク経由で写真を置いていく(加工してWEBに載せろと・・・)ので、このフォルダをいじると面倒なのでそのままにして、バックアップをNASに取ることにした。バックアップソフトは付属しており、最初にすべてコピーしたあとは差分バックアップを指定した日時にやってくれる。
 で、このバックアップを走らせて気が付いた。LANがめちゃくちゃ遅い・・・。
 インターネットなどの外部接続は名目100Mbpsで問題ないが、NASを使うにはわが家の100BASEでは遅すぎる。
NASを使うにはLANをGigabit化しなさいと、ネットでは多数見かけていたが、まあとりあえずいいやと思ってそのままやってみたら、110GBのコピーに10時間かかってしまった。

 で、Gigabit対応のハブとカテゴリー6のケーブルを入手(TS-220はカテゴリー5以下のケーブルでは100Baseと認識する)。メインPCとNASを含めた最低限の機器だけ(5ポートハブなので)Gigabit化した。

BUFFALO Giga対応 5ポートSWHUB
BUFFALO Giga対応 5ポート スイッチングHub LSW3-GT-5EP/CW

HUB入れ替え後のLAN速度

とりあえず一応かたちになったがNASの機能が多すぎてこれらは順次確認していく。

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foobar2000を入れてみた

 最近、PCの世界ではCDを上回る高音質であるハイレゾ音源がはやりらしい。
 で、ちょっと覗いてみた。
 NAS(LAN上に置いたHDD)に大量の音源データを置き、ネットワークオーディオと呼ばれるLAN対応のアンプがこの音源を読み取って再生する仕組みである。これだと再生時にはPCは停止していても良いし、LAN上の資源を使うのでネットワークオーディオ装置(当然スピーカーもある)をPCとは別の場所に置くこともできる。

 ぼくの環境は、音源ボードは2007年に購入したONKYOのボードがすでにサンプリング周波数192kHzまで対応済で、そこから出たアナログ音源をONKYOのA-922Mというアンプにつなぎ、通常のスピーカーを2系統鳴らしている。ということで、出力側はまあそこそこ対応済である。

ONKYO SE-90PCI
ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-90PCI

 ハイレゾ音源のサンプル(flac)やiTunesで無圧縮WAVやAACの取り込みレートを変えて、CDと比較してみたが、聴力劣化が著しい?耳では、128Kと256K以上の差はさすがにわかるが、CDとWAVの差は全くわからず、WAVとVBRで取り込んだAAC(おおむね256K以上)の差もほとんどわからない。もちろん出力環境(アンプやスピーカーの質、音量)によるだろうが、現在の自分の環境ではVBRのAACであれば十分そうだ。
 ただし、以上の感想は再生ソフトをiTunesではなく、foobar2000にしたあとの感想である。

 foobar2000は英語ソフトなのでとっつきにくいが、日本語サイトがいくらでも出てくる。
 デフォルトでは、iTunesより操作性が良くなかったが、操作面は、Columns UIを入れて以下のように改善、音質面は結果的にやはり差はわからなかったが、WASAPI (foo_out_wasapi)を入れた。


 カスタマイズした部分は、上部バーに検索窓をつけ、ジャンル、アーティスト、アルバムのリストを表示、アルバムアートワークを表示させ、下部に現在の曲の情報(サンプリングレート等)を表示させたくらい。いずれも設定はかんたん。


 WASAPIの設定がなんどやってもエラーになってしまったが、結果的に音源ボードの標準設定が48kHzになっていたことが原因と判明し、解決。

 ということで、CD取り込みは従来どおりiTunesで行う。もっとも昔取り込んだものはビットレートが低いので、再度取り込み直しが必要だな。

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村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか
 29人による論評。うち2名は本作と村上春樹をこき下ろす対談で息抜きに良い。
 今回は鉄道にもかかわるので鉄道オタクの原武史先生も登場。
 これだけ多数の人が出てくるといろいろな読み方がある。本作が名前にこだわった作品なので、名前に関する考察がいろいろある。主人公のパートナーの木元沙羅については沙羅という名が「蜜蜂パイ」に登場した人物と同じであり、その連続性を指摘する人が多い中、大乗仏教からの考察、「1Q84」にも登場する平家物語との関係などもあった。
 忽然と姿を消す灰田。緑川とは何か、沙羅はなぜあそこまで献身的なのか、不器用な女性が死ぬ「ノルウェイの森」と同じ構図との批判などいろいろあるが、全般的には「1Q84」よりも評価する人が多く、阪神大震災とサリン事件からの年月など、村上春樹が一段階変わったと評する人も多い。

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