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大山真人「取締役宝くじ部長―異端のバンカー・片岡一久の生涯」

大山真人「取締役宝くじ部長―異端のバンカー・片岡一久の生涯」
 
 こういう本があるのは知っていたが、図書館にあったので読んでみた。
「半沢直樹」は見てなかったので中身は知らないが、「やられたらやり返す。倍返し」とか言っているところをみると水戸黄門的なやや勧善懲悪的な復讐がテーマでお膳立てとして銀行だったのだろう。
 宝くじは発端は戦費調達や復興資金の調達であり、なんとしても売る、そのための商品企画、宣伝、販路開拓など、銀行の本来業務である預金や融資とは関係ない。むしろ商品だからこそさまざまなドラマになるわけで、そこに破天荒な銀行員が登場してくるのが、事実は小説よりも・・・、という感じ。銀行の話になるとどうしても金にからむ恨みとか役人との癒着とか暗い話が多いが、宝くじは所詮はゼロサムゲームとはいえ、商品を売るための話なのでそういうことがないのがいい。

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