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「三四郎」

 スマホアプリのkindleおよびkindle端末の試用として30年ぶり?に読んだ。
 単行本は1000円、文庫は370円、kindle版は無料。

 昔の記憶は、美禰子(みねこ)という生意気なセレブが登場するのと、最後がストレイ・シープを繰り返して終わることくらい。三四郎が上京する途中で列車で同席した女性の話(名古屋で同宿して手を出さず、翌朝「度胸がない人ですね」と三四郎を笑った)すら覚えていない。

今回、最も読みたかったのは、人魚の絵を図鑑で二人で見るシーン。
なるほど、ウォーターハウスの「人魚」を念頭に置くとぴったり。
詳細はこちらをご参照 

 この本を最初に読んだ頃は、三四郎と同じような年代だったので、主人公の視線で読んだのだろうが、この歳で読むと、小説の構成とか後付けの知識の確認だったりしてしまう・・・。村上春樹の小説だと、なんの取り柄もなさそうな主人公が女性にもててしまうのだが、その点、漱石は厳しい。たしかに三四郎では美禰子はもちろん、野々宮の妹のよし子にももてそうにない。

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