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旦 敬介「旅立つ理由」

旦 敬介「旅立つ理由」
 作者は同じ歳(^^)だが、経歴を見ずに、読んだ。
 アフリカや中南米を舞台としたエピソードがほとんど。で、2,3のエピソードを読んだ後に奥付けを見ると、ANAの機内誌に連載していたものとのこと。国内出張で疲れた体でこのエッセイを読むとANAの国際線に乗りたくなりそうだ。
 どこまでが真実でどこからが創作なのだろう、モデルは全部作者?のわけないよね、などと成立の経緯を知りたくなるほど、描写がピンポイントである。それは町のたたずまい、文化、食べ物、現地の人の気性といった細部にわたるリアル感。兼高かおる(古いか)でもこれだけの多国籍にわたる細かい描写はできないだろう。
 エピソードは「あれ、続きはないの?」という感じで終わってしまうものも見られるが、リアル感という意味ではそこまでがホントなのであって、これ以上書くとウソになるのだろう。
 アフリカや中南米に全く興味も感心もないぼくでも違和感なく気持ちよく読み終えた。エピソードごとに挿入される原色系の挿絵がすばらしい。

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