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藤田達生「謎とき本能寺の変」

藤田達生「謎とき本能寺の変」
 本能寺の変が明智光秀の単独犯ではないことは、かなり前から読み聞きしていたが、きちんと1冊の本で読んだのはこれが初めて。
 この本での結論は、朝廷よりは足利義昭によるものとしている。
 室町幕府の滅亡は信長に義昭が京都から追われた1572年と昔習ったが、義昭は京都を追われても毛利家のもとかなりの権威を持ちながら戦国大名に号令を出していたようで、著者はこの時代をその地名から鞆(とも)幕府と呼び、この幕府の実態が消滅する時期をもって室町幕府の終了と考えている。

 黒幕が義昭というのはとても納得できる説であるが、あの信長がわずかの手勢で本能寺に宿泊した理由は解明できていない。

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