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中島義道「女の好きな10の言葉」

中島義道「女の好きな10の言葉」
 椎名誠のエッセイで面白いと書いてあったので、久しぶりに中島センセイの本を読んでみた。

 ほんとうの愛って何? 私はあなたの何なの? 私を人間として見て! あなたには私が必要なの! あなたは不潔よ! 私に何でも言って! 私に心配かけないで! わかんなーい! かわいーい! すごーい!
 なぜ、女性はこんな言葉を吐く!のだろうか、というどうでもいい話題を古今の名作映画やミュージカル、有名な古典から近代小説を実例に中島センセイ独特の口調で解説している。
 相変わらず好き放題書いており、男が読むには良い本である。

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藤田達生「謎とき本能寺の変」

藤田達生「謎とき本能寺の変」
 本能寺の変が明智光秀の単独犯ではないことは、かなり前から読み聞きしていたが、きちんと1冊の本で読んだのはこれが初めて。
 この本での結論は、朝廷よりは足利義昭によるものとしている。
 室町幕府の滅亡は信長に義昭が京都から追われた1572年と昔習ったが、義昭は京都を追われても毛利家のもとかなりの権威を持ちながら戦国大名に号令を出していたようで、著者はこの時代をその地名から鞆(とも)幕府と呼び、この幕府の実態が消滅する時期をもって室町幕府の終了と考えている。

 黒幕が義昭というのはとても納得できる説であるが、あの信長がわずかの手勢で本能寺に宿泊した理由は解明できていない。

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佐藤孔亮「忠臣蔵事件」の真相」

佐藤孔亮「忠臣蔵事件」の真相」
 片岡源五右衛門の暇乞いはなかった。「風さそう、花よりもなお・・・」の辞世は創作。怨恨説はありえない・・・。
 松の廊下で刃傷事件におよんだ経緯もいまだに実はわかっていないという。

忠臣蔵については昔、司馬遼太郎の小説を読んだくらいであとはTVの時代劇レベルの知識しかない。司馬遼太郎の小説では刃傷事件の背景は塩田問題ということになっていたが、赤穂の塩と、吉良の三河の塩とは時代が違うようでこの説はないという。またいわゆるいじめ説もそもそも吉良がリーダーである勅使饗応プロジェクトにあたり、その手足として動く浅野に不作法があれば、それは結局は吉良の責任として跳ね返るのでそれもあり得ない。

 歴史学では「赤穂事件」であり、忠臣などという言葉はどこにも出てこないこの刃傷事件と仇討(あるいは46人のよる集団テロ)が、いかに「忠臣蔵」になっていったかを著者独自の資料の読み方と判断で解き明かして行く。
 なかなか面白い本だった。

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浅川CRのコスモス 2012/10/21


湯殿川のコスモスを見に行ったら、湯殿川には咲いていなくて、手前の多摩川と浅川に咲いていました。

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コスモスの尾根緑道 2012/10/13


 先月は実走1回で20キロ、残りはローラー台150キロというふがいない結果。今月はこのままだと実走なしになりそうだので、とりあえず今日はリハビリに尾根緑道へ。
 桜台から尾根緑道に上ると、春には菜の花畑で有名な場所にコスモスが植えてあった。今年初めて見るコスモス群落。

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橋本五郎「総理の器量 - 政治記者が見たリーダー秘話」

橋本五郎「総理の器量 - 政治記者が見たリーダー秘話」
 読売新聞(最近は日テレかな)の橋本五郎さんが書いた、三木武夫から小泉純一郎までの日本の総理の性格と業績のまとめ。最近の政治家や首相に何が足りないかを示すための本であり、結論から先に書くという趣旨であろうか、冒頭には中曽根さんがいる。橋本さんがもっとも評価する総理である。

 薄い新書で一人当たり平均20ページにも満たない小品であるゆえに、簡潔でわかりやすい。多くが存命の政治家なので著者としても抑えた部分もあるだろう。長所は多少は割引き、短所は著者の真意を慮る必要はあるかも。

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