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御手洗瑞子「ブータン、これでいいのだ 」

御手洗瑞子「ブータン、これでいいのだ 」
 日経ビジネスオンラインで著者が「ブータン公務員だより」を連載当時から読んでいたので、大筋は知っている内容だったが、本としてまとまったので読んでみた。連載よりにくらべてより一層面白かった。面白いというのはブータンとその国民もそうであるが、彼女の感性と洞察力である。

 日経ビジネスオンラインに連載していた内容を基にしているが、日経ビジネスオンラインの連載が文字数の制限からか比較的、核心部の記述が多かったのに比べ、本書ではもう少し日常生活や思考などに掘り下げられている。自分の年齢を意識し、またブータンの国と国民に配慮した、やや控え目な表現ながら、課題や学ぶべきこと、自分で考えたこと、周囲から得た情報などを明確に分けながら記載しており、さすがコンサル会社の才媛だな、と思わせる。
 マッキンゼーの女というと大したものを書かないのに偉そうなオバサン勝間和代がその評価を下げたが、御手洗さんのおかげで少し評価があがったか。若くて(1985年生まれ)上品な雰囲気。ちなみに勝間は慶応商学部、御手洗さんは東大経済。勝間は第3代自転車名人としてその普及・宣伝に貢献したことは認める。 

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