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さだまさし「眉山」

さだまさし「眉山」
 昨年末に徳島に行ったときに「眉山」という山が市内にあった。ロープウェイで登れる観光地で、そうも映画のロケ地らしいが、映画も原作も知らなかったので、当然ながら感慨はなかった。「びざん」という響きや漢字は韓国風でそんないわれがある山なのか程度にしか思わなかった。あとで調べてみると「どの方向から眺めても眉の姿に見えることからその名がついたといわれる。」となっている。なるほど、写真で見る眉山は楯状、火山なら霧ヶ峰みたいだ。

 というわけで原作を読んでみた。
 父親を知らない娘が、きっぷのいい江戸っ子の末期がんの母を看取る話で、全体的に良い話である。
残念なのが前半の進行に比べて、後半のテンポが速すぎる点である。小説家ではないさだまさしだから仕方ないけど、最後はやはり冒頭の慰霊碑のシーンにもう一回つなげるかどうかをもう少し踏み込んでもよかったし、なぜ眉山なのかという疑問も解けないまま。たまたま舞台にしただけなのかもしれないが、風変りな地名に賭けたのか、阿波踊りに意味があったのか、背景が良くわからない部分は残る。寺澤センセイの豹変もどうかと思う。
 ある意味、2時間程度の映画ならいいかもしれない。

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