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朝吹 真理子「きことわ」

朝吹 真理子「きことわ」
 2011年度の芥川賞。
 読む前の第一印象は「変わった書名」、これで印象付けるのかなと思いつつも、さて「きことわ」とはなんだろうと思う。で、その謎解きは最初の1ページでわかる。
 AMAZONの紹介文にも出ているが、貴子(きこ)と永遠子(とわこ)の話なのだ。

 最後に会ったのは25年前、8歳と15歳のとき。今は33歳と40歳。
 そんなふたりの女性のなんということもない邂逅の日々を、細々とした記憶の断片と人智を超えたような不思議なエピソードを織り交ぜて話は進む。
 盛り上がりもないし、大きな事件が起こるわけでもない。それでも不可思議な時間の流れと夢と独白のなかで気持ちの良い文章が綴られていく。

 AMAZONのレビューはかなり評価が低い。たしかに今は貴子なのか永遠子なのかわからなくなるところがあり、まだ技術的には未熟かもしれないが、それでいいのでは。何がいいたいかって、そういうものではないような。村上春樹のデビュー作よりはわかりやすいが・・・。

 読後感が良い。
 青山七恵よりは好き

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