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ヘロヘロで相模湖 2011/7/24

 早朝から津久井湖までサイクリングして、物足りなさに相模湖まで行ったら実力露見。
 アップダウンにヘロヘロになりながら相模湖に着いた。

 湖畔ではボート(といってもカップル用ではなくて、複数でこぐ細い船体のものね)の準備中。
相模湖は湖面にコースがあるようです。あまり綺麗とは思えないあの湖で沈するのはイヤだなあ、
面白いのかなあ、そもそも、と思いながら見ていたが、向こうのほうも「暑いのに自転車にひとで乗って
何が楽しいのかなあ」と思っていることだろう。

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村上春樹 雑文集

村上春樹 雑文集
 題名のとおり「インタビュー、受賞の挨拶、海外版への序文、音楽論、書評、人物論、結婚式の祝電」など単行本などに収録されていない、あるいは未発表の雑文集。

 読むまでもないまさに雑文も散見されるものの、文章の長短に関係なく読ませる「雑文」とはいえない文章も多い。特にジャズや人物、翻訳に関するものは面白いものが多かった。
 挨拶ものでは「風の歌を聴け」の新人賞インタビューよりは、発表当時ネットで騒がれたエルサレム賞の「壁と卵」がやはり重い。この挨拶は物議をかもされたのでぼくもネットで英語の原文和訳も読んだが、「雑文集」のなかの短い一文として読んでもやはり崇高に感じる。

 で、実は一番面白いのは今回の表紙の装丁な挿絵を担当した和田誠と安西水丸さんによる対談形式の巻末解説だったりする。

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椎名誠「水惑星の旅」

椎名誠「水惑星の旅」
 久しぶりに椎名誠らしい真面目な、というのは自然をテーマにした真面目な本を読んだ。
ふだんはタブロイド紙や文春に連載している軽いコラム集しかあまり読まないんだが・・・。

 テーマは水である。椎名さんはアマゾンやメコン、黄河、ガンジスなど世界の著名な河川に接しているし、水のない苦しみやサバイバルも経験している。
 以前から、水を流す音がするトイレや有益な菌まで流してしまうシャワートイレに疑問を呈しているし、そもそも飲料水を下水として流していることにも疑問を呈している。
 世界では雨水はためて飲料水にするものだし、河川があればそのまま飲むのがふつうである。
 間違いなく日本はもっとも水に恵まれ生死ギリギリの渇水の経験もない。またメコン川やナイル川のように利害がからむ複数の国を流れる川もない。

 日本の海水淡水化技術の紹介もあるが、基本的に憂いているのは日本人の水に対する危機感のなさと同じ感覚の政治への対応である。

 世の中には料理や飲料水はすべてペットボトルを購入している人も珍しくないと聞く。これらの水は、ガソリンよりも高い。ガソリンの価格が少し変動したり、ビールなどの酒税が変動すれば、マスコミも世間もいろいろ騒ぐけれども、水の値段についてはなにも言わない。日本人は災害時以外は本当に水に無関心だと思う。

 今年の初めに民主党政権は離島の山林を外資が入手することに対して一定の制限をかける法律(こういうのがないのは日本くらい)の制定に動き出したとこの本に書いてあったが、その後はどうなったのだろう。みんな原発で吹っ飛んだかな。

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霧が峰 2011/7/18

3連休最後の18日に霧が峰の車山に娘と行ってきた。
ニッコウキスゲは中腹までだったが、雲が多かったものの、周囲の展望には恵まれ、
なかなか貴重な写真が撮れた。

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槍穂高連峰

ニッコウキスゲ

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伊藤礼「大東京ぐるぐる自転車」

伊藤礼「大東京ぐるぐる自転車」 前作「こぐこぐ自転車」が面白かったので、続編のこちらも読んでみた。

 前作がかなり衝撃的な面白さというか、こういうのもありかと発見の喜びがあったので、続編は発見の喜びはないものの、そもそもの面白さは同じ。

 相変わらず、78歳!の老骨に鞭打ちつつ、同年代や80歳オーバーのお爺さんチャリ小僧?たちはよく出かける。
 今回は「大東京」ということで基本的に東京だけの話であるが、それでもネタは持つ。
 もっともそれは純粋な自転車小旅行の記録とはならず、話がどんどんそれていつも規定の枚数では終わらず、次回に繰越したり、いきなり終わってしまう。
 感心するのは、老人のためか、元大学教授の博学のためか、はたまた伊藤整の息子であるからか、50過ぎの読者であるわたしにはなかなかついていけない知識がぽろぽろと出てくることであり、それがこの人の文体の面白さだろう。
 
 2階ほど近隣の多摩ニュータウン地区の話が出てくるが、著者はニュータウン開発以前の頃はこのあたりで猟銃をかついで猟をしていたらしい。小野路や野津田、はたまた現在の東京薬科大学のあたりだとのこと。野津田付近の綾部原トンネルや東京薬科大学付近の第3堀の内トンネルの開通に驚いたりしているが、この2つはこのあたりに20年近く住むわたしにとっても驚きである・・・。

 全く関係ないが、山岳展望ソフト「カシミール3D」が先日のバージョンアップで「空中写真(電子国土)」に対応したので、カシミール3Dの本体をインストールするだけで、無料で現在から過去の空中写真を見ることができるようになった。これでわたしの住む多摩市の開発の変遷がいつでもPCで見られるようになった。新興住宅地に住む人はこれで過去の写真を見ると開発前は実は沼地で、次の地震では液状化が現実化するかも、というようなことがわかる。

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原武史「「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史」

原武史「「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史」

 原武史流の鉄道学の概論であり、彼が各所で展開したり出版してきた鉄道にかかわる事項が簡潔にまとめられている。すなわち、鉄道紀行文学の3人(内田百間(ケンは門構に月)、阿川弘之、宮脇順三)の紹介、永井荷風や高見順のはなし。そして得意の天皇と鉄道、阪急と東急そして西武の比較。さらには団地とそれをとりまくコミューンの発生。都電と地下鉄との違いや新宿を巡る大きな事件など。

 実はこの本、宮部みゆきの解説で知ったが、NHKのTV「知るを楽しむ」のテキストを改変したものだとか。これが映像や画像とともに語られるとなかなか面白い番組になったことに違いない。

 さて、上記のテーマのうち大方は著者の著作などで知っている事項だったが、まだ読んでいなかったものとして特に西武線沿線の団地住民によるコミューンの話がある。共産党が支持基盤を広げていた頃の話である。それまでの家庭と違い核家族が中心の団地は夫が仕事に出て子供が学校に行くと主婦は暇になる。当時の団地はそれなりの生活水準がないと入れなかったので主婦は比較的高学歴で政治的な素養もある。このあたりが団地に社会党や共産党が広まる余地があったらしい。山崎団地などの団地住民がかなりの割合になった町田市では共産党の得票率が全国平均の3倍とかになったらしい。
 わたしの住む多摩市も市議会での共産党の議席は意外と多い。彼らの基本的な思想にはとても共感できないが、地域生活の中では彼らは他の政党よりも住民の意見によく耳を向け参加していることも事実であり、ここ多摩ニュータウンも西武のひばりが丘団地に近い生い立ちがあるため似たような傾向があるのだろう。
 ただし、著者がいうには、地形も大事な要素で、西武線や東武線など平地にある団地のほうが住民の間で一体感が醸成されやすく、小田急や京王のように丘陵地帯の団地の場合は、丘の上と下では一体感が生まれないらしい。

 というわけでなかなか面白い「鉄学」であった。

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レーパンではやぶさ見学  2011/7/10

安価で無名だが評判がいいレーパンがAMAZONから届いたので、試し走行。遊び用の海パンと競泳水着ほどの差がある。

今日は暑かったので、途中で挫折して、相模原のJAXAに「はやぶさ」の実物大模型を見に行った。

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江上剛「さらば銀行の光」

江上剛「さらば銀行の光」

 江上氏の文章は余韻がない散文ぽいので、あまり好みではないが、題名に惹かれて読んでみたが、氏が退職に至った経緯でも書いてあるのかと思ったら違った。

 入行から例の総会屋事件までの自伝的なエピソードで綴る「銀行の陰」の部分。
氏は総会屋事件のときの広報部はもちろん、人事部にもいたので、いろいろ陰の部分も見ているはずで、エピソードのほとんどはほぼ事実と思われる。
となると、そもそも「銀行の光」の部分があったのかどうか・・・・。

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紫陽花の尾根緑道から浅川  2011/7/2

久しぶりのロードバイクは尾根緑道から浅川をまわって距離稼ぎ。
 とりあえず尾根幹線に向かい、尾根緑道を登った。桜の季節とは人の通りが全く違い、ほとんど人がいない。花もほとんどなかったが、南部斎場そばの道路で紫陽花の群落を発見。

久しぶりに40キロ以上走ったが、お尻も途中から痛くなった。困ったものだ。

そういえば今日からツール・ド・フランス
夜更かしの3週間が続く

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