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多根清史「ガンダムと日本人」

ガンダムと日本人 (文春新書)

多根清史「ガンダムと日本人」

 期待しないで読んだらそれなりに面白かった。
 ザク=零戦 ガンダム=戦艦大和?? なに小沢一郎がシャアだと、と普通は目次を見て買わない。

 とりあえず冒頭のジオン公国=大東亜共栄圏を我慢して読んでみると上記の零戦、シャアもなんとか読み進めることができる。シャアに擬せられたもうひとりは原作者の富野であるが、こちらの話はまあ面白い。
 いずれにしても、出てくる話題が百花繚乱でまとまりがない。零戦から「大空のサムライ」の坂井三郎に飛んでしまい、しかも零戦そのものは実は職人技に依存する製造体制であり、ジムともザクとも共通点がない。全般的には破綻はしていないようだが、細かいところを見ると破綻というか深読みというか、こじつけ過ぎだろう。

 ガンダムを知らない人は読めないし、マニアが読めば怒るだろう。
 著者は震災までは世間を騒がせていた前原さんと同じ京都大学高坂ゼミ出身。この有名ゼミ出身らしいといえばらしい。

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