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池澤夏樹「エデンを遠くはなれて」

池澤夏樹「エデンを遠くはなれて」を読んだ。87年から90年に
ファッション雑誌「マリクレール」に連載されたエッセイ集である。「マリクレール」だから読者層としては女性を意識したのだろうが、読んでみると特にそういうことはなく、男目線でも十分楽しめる。
 「エデン」とは何を意味するのか、「遠くはなれて」今居る場所はどこだろうと考えながら読みたくなるような、自然や自然科学にまつわる話題が多い。かといって自然を保護しようとかこれは実はこうなっていると科学的に説明するものではなく、その視点は写真家・星野道夫の思想とも通じるだろうなと思わせる、自然感覚である。
 こういうエッセイは読むと安らぐ。

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