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「ビヨンド」惑星探査機が見た太陽系

ビヨンド

 椎名誠がエッセイで取り上げて「素晴らしい」というので見てみた。
 厚さ3センチ、縦横30センチの大型写真集。撮影したのは人間ではない。
 ボイジャー1号、2号、バイキング、ガリレオといった探査衛星である。探査衛星による太陽系の写真集。
 刊行が2004年末なので「はやぶさ」による写真はないが小惑星の写真もある。

 写真のすばらしさは見てみるしかないので横に置が、想像どおり木星・土星が素晴らしいのと、天王星、海王星がさらに素晴らしい。この2つの惑星についてはほとんど知識もなかったこともあるが、ネプチューン(海王星とトリトン(その惑星)を初めてじっくり味わった。

 さて、「はやぶさ」の話題ではその途上のトラブルとその解決策にひさびさの「プロジェクトX」的な要素があったが、小惑星帯よりも外へ行く(ということは時間がかかる)探査機の場合は、時間の要素が加わる。
 1989年に打ち上げられ、95年に木星に到着したガリレオのデータバックアップ装置はテープだったし、1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、海王星に89年8月に接近、搭載されたコンピュータは17年前に設計したものであり、設計者はすでに引退していた。
 ちなみにこのボイジャー2号が土星に接近し鮮明な写真を送ってきてブームになったのは、81年。松任谷由実のアルバム「VOYAGER」は83年。なお、劇場版「スタートレック」に登場するボイジャーは6号という架空のもの。この写真集を読み始めて以来、最初の劇場版であるこの「スタートレック」をまた見たくて仕方ない・・・。

 とにかくそんな気分にさせる一見の価値ありの写真集だ。
 自宅に保管スペースがあれば6千円近いこの写真集も即購入だが・・・。

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