« 近藤史恵「エデン」 | Main | 「ビヨンド」惑星探査機が見た太陽系 »

川上未映子「乳と卵」

川上未映子「乳と卵」
 自転車業界の絹代のような存在が文学界における川上未映子。ほかに頼れるのがいない。
 で「乳と卵」は芥川受賞作である。

 う~ん、アマゾンの評価のとおり見方はいろいろあるし、読み方も人それぞれ。
 いかにもという未映子体の大阪弁の片鱗も見られるし、表題のごとく女性すぎる表現が気になるところも多い。芥川賞だからある意味、既製の価値観とはあえて異なる視点で描いているのが受賞作や候補作になるのだろう。ついでにいえばデビュー作「わたくし率 イン 歯ー、または世界」よりは全然ふつうに読めるし、並行して彼女のエッセイを読んでいることもあり、ああ、このエピソードのネタはあれね、というものもあり、意外と読みやすく、なかなか面白く読めたかな。

|

« 近藤史恵「エデン」 | Main | 「ビヨンド」惑星探査機が見た太陽系 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2457/49449058

Listed below are links to weblogs that reference 川上未映子「乳と卵」:

« 近藤史恵「エデン」 | Main | 「ビヨンド」惑星探査機が見た太陽系 »