改訂新版 カシミール3D入門編
あの、「カシミール3D入門編」が8年ぶりにリニューアルした。詳細はこちら
新旧を見比べてみると構成に大きな変化はないものの、Windows7への対応など時代の変化を反映しているほか、旧版ではカラーとモノクロが混在だったものがカラーに統一され見やすくなった。記述構成には変化はあまりないが、記述量は旧版148ページに対して新版は192ページとかなり増えており、初心者により優しい入門書になるとともにGPSに心拍計の話題が登場するなど、特にGPSに強いカシミール3Dの片鱗も見られる(偉そう・・・)。
そして付属地図もリニューアル。
従来の、50mメッシュ(全国)、20万分の1(全国)、5万分の1(関東甲信越)に加えて新たに、2万5000分の1(関東甲信越)が収録された。
2万5000分の1は地図の基本になるためデータも新しいことが多い。例えば5万図だと上高地手前の安房トンネルは記載されていないが、2万5000ではちゃんとトンネルがある。今回収録された地図と旧版の地図を比べると、例えば東京近郊の圏央道は旧では日の出IC止まりだが、新は八王子JCTで中央道に接続している。
というようなこともあり2万5000分の1地図は重要なのだ。
(ただし幹線道路の情報は山の地形や登山道の更新頻度が違うので、新しい地図だからといって登山道も同時に修正されているわけではない。念のため)
最近は地方のホテルでも客室にLANが装備されネットに接続できることが多いが、出張のおりに近隣の景色をカシミールで描くことを密かな喜びとしている人(誰のことだ・・・)には、オフラインでも使える地図データが新しくなったことはありがたい。
「GPSマスター編」など2冊の続編も収録地図ともども順次リニューアルしていってほしい。
P.S 新版111ページに拙作ソフトの紹介がありました。Windows7での稼働確認してませんが・・・。
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