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津久井湖 2010/8/29


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 津久井湖では通常見られないぎりぎり富士と三井大橋を眺めに行ってきた。
 尾根幹線も津久井湖周辺もやっぱりローディが多い。

 距離は40キロ程度なのに、後のほうは脚に力が入らなくなった、

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「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」

はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語

「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」という題名のとおり、この6月に地球に見事に帰還し、科学技術予算を削減した民主党の事業仕分けをあざ笑った「はやぶさ」とこのプロジェクトを成功させた宇宙研の物語である。刊行は2006年11月。もちろん「はやぶさ」帰還前である。
 小惑星イトカワへの着陸シーンから始まる本書は、次に日本のロケット開発物語に移る。開発物語ははやぶさを打ち上げたM-Vまで続き、ページ数では本書の1/3以上を占め、うちほとんどが糸川英夫博士の物語である。
 糸川博士が日本のロケット開発の父と言われることは知ってはいたが、実績については無知で「あんな小さなペンシルロケットを作った人がなぜロケット開発の父なんだろう」と思っていた。
 しかし、この人、やはり凄い。
 元は中島飛行機で戦闘機「隼(はやぶさ)」を設計していた。本書の中では零戦(三菱重工)の堀越二郎と併記されている。そんな糸川が敗戦で航空機開発の中断を余儀なくされ、宇宙ならまだ戦勝国の米ソと競えるとロケットに進む。その最初がペンシルロケットであり、これをきっかけに日本のロケット開発が今に続くことになる。堀越二郎が航空機YS-11の開発に携わったのとは対照的だ。
 さまざまな中傷や毀誉褒貶、島国なのに漁業権や安全性の確保のためロケット実験の基地がなかなか見つからないなど様々な困難を克服した糸川とその後継者の奮闘のすえに今の宇宙研がある。日本のロケットは米ソ(最近は中国も)などに比べ小型であるし、射出角度も垂直ではなく斜めである。斜めなのは真上に打ち上げる力がないからと思い込んでいたが、あれは安全のために一刻も早く海へロケットを出すための配慮だそうだ。

 そんな宇宙研と糸川の歴史のあとに物語は再び「はやぶさ」に戻る。以降の「はやぶさ」と宇宙研の格闘は最近はよく知られている話であり、「はやぶさ」との通信途絶と再開、地球への帰還の準備で本書は終わる。

 「はやぶさ」についての本はたぶんいまや大量に出回っていると思うが、この本が面白いのは技術をわかりやすく書いていることはもちろん、技術移転はどうされるべきか、プロジェクトとは何か、教育とはという点について意識しつつも、あまりそれを前面に押し出さずに記述しているからだろう。

P.S 「はやぶさ」の命名理由にはいくつかあるが、基地である内之浦(鹿児島)までの(今はなき)寝台特急の名前であり、糸川博士が設計した戦闘機の名前でもある。だから東北新幹線にこの名前をつけることだけはどうしても納得できない。東海道本線の特急「つばめ」の名前はなぜか九州新幹線に取られたし、最近の新幹線の命名はなんかおかしい。もっとも「のぞみ」「ひかり」も満鉄の列車の名前なのでなんとも言えないが・・・。

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村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」

走ることについて語るときに僕の語ること

「走ることについて語るときに僕の語ること」 なんとわかりにくいタイトル!
あとがきによれば、レイモンド・カーヴァーの短編集「What We Talk About When We Talk About Love(愛について語るときに我々の語ること)」に由来するもの。
 What I Talk About When I Talk About Running
 なるほど、英語のほうがわかりやすいかな? でもやっぱりわかりにくい。

 この本の名は以前から知っていたが「走ること」はもっとも嫌いなスポーツなので手を付けなかったが、図書館で手持ち無沙汰だったので読んでみた。
 なるほど、たしかに題材は走ることであり、マラソンであるが、語っているのは村上自身の生き方、考え方だ。村上は小説を書くための体力維持はもちろん、書くための手法もマラソンから学んだと言っている。村上春樹という作家はマスメディアに出ないし、インタビューにもあまり応じない。ましてや自伝は書かない。
 村上のランニングとのつきあいは小説家としての期間とほぼ同等であり、それについて語ること、すなわち村上自身について語ることである。
 長距離は経験がないので読んでいても実感が伴わないが、なんとなく言わんとすることはわかる。

 最近の村上はマラソンだけでなくトライアスロンにも挑戦し、自転車に苦労している。ちょっとだけ親近感が持てた。

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改訂新版 カシミール3D入門編

改訂新版 カシミール3D入門編
 あの、「カシミール3D入門編」が8年ぶりにリニューアルした。詳細はこちら
 新旧を見比べてみると構成に大きな変化はないものの、Windows7への対応など時代の変化を反映しているほか、旧版ではカラーとモノクロが混在だったものがカラーに統一され見やすくなった。記述構成には変化はあまりないが、記述量は旧版148ページに対して新版は192ページとかなり増えており、初心者により優しい入門書になるとともにGPSに心拍計の話題が登場するなど、特にGPSに強いカシミール3Dの片鱗も見られる(偉そう・・・)。

 そして付属地図もリニューアル。
 従来の、50mメッシュ(全国)、20万分の1(全国)、5万分の1(関東甲信越)に加えて新たに、2万5000分の1(関東甲信越)が収録された。
 2万5000分の1は地図の基本になるためデータも新しいことが多い。例えば5万図だと上高地手前の安房トンネルは記載されていないが、2万5000ではちゃんとトンネルがある。今回収録された地図と旧版の地図を比べると、例えば東京近郊の圏央道は旧では日の出IC止まりだが、新は八王子JCTで中央道に接続している。
 というようなこともあり2万5000分の1地図は重要なのだ。
 (ただし幹線道路の情報は山の地形や登山道の更新頻度が違うので、新しい地図だからといって登山道も同時に修正されているわけではない。念のため)

 最近は地方のホテルでも客室にLANが装備されネットに接続できることが多いが、出張のおりに近隣の景色をカシミールで描くことを密かな喜びとしている人(誰のことだ・・・)には、オフラインでも使える地図データが新しくなったことはありがたい。
「GPSマスター編」など2冊の続編も収録地図ともども順次リニューアルしていってほしい。

 P.S 新版111ページに拙作ソフトの紹介がありました。Windows7での稼働確認してませんが・・・。

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東青梅まで 2010/8/15

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 多摩サイから東青梅まで行ってきました。本当は青梅市外の映画の看板を見るつもりだったんだけど、間違って引き返しました。とりあえず60キロ走るという別の目的があったので、まあ良しとします。
 多摩サイより先の奥多摩街道もそれなりの数のローディがいました。みんな元気ですね。
 お盆休みということでローディの数が少ないのでそんなに沢山は抜かれませんでしたが・・・・

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丸谷才一「女ざかり」

丸谷才一「女ざかり」 学生時代に読んだ「裏声で歌へ君が代」の内容はすっかり忘れてしまい、丸谷才一というと寡作の重鎮のような印象しか残っていない。そういう印象のある著者が「女ざかり」という思わせぶりの題名の社会小説的なものを書くとは全く想像していなかった。
 1993年刊行。45歳にして念願の論説委員になった離婚暦のあるヒロインが自分が書いた社説がもとで政府与党のご機嫌を損ね失脚しかける。それを周囲の協力のもとで挽回しようという話。
 特に年代は設定していないものの、「土地の値段はまだまだ上がる」などと書かれているのでバブル期だろう。第3の権力である新聞社のいい加減な体制を垣間見るのも面白いが、ヒロインの周囲を固める友人男性をはじめ登場人物がみんな面白い。彼らの意見は当然ながら著者の意見を反映したものもあるだろうが。

 さて、この作品、1994年に映画化されており、ヒロインは吉永小百合、恋人役が津川雅彦。45歳のヒロインを吉永小百合が演じられた頃もずいぶん昔だなあ、と思う。
 映画のキャストはこちらに出ているが、読み終わったあとで見比べてみるのも面白い。キャストは原作のイメージにかなり合っているように思え、唯一最大ずれているのがヒロインのように思えた。今なら天海祐希あたりだろうな。

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尾根幹線往復 2010/8/8


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 早起きしたので早朝の尾根幹線を何台ものローディに抜かれながら走った。
 ちなみに抜いたのは2台かな。

 ふだんは午後たらたらと走っているので、ローディもそれほどいないですが、さすがに人気路線だけあって、朝はかなりの数で、みんなこれからもっと西まで行くのでしょう。

 尾根幹線を完全に往復するのは初めてで、いつも下りにしか使っていない若葉台の上りに初めて挑戦。
 新しいホイールWH-6700のおかげか、予想よりも楽にあがれました。

 それと先週購入したWIZARDのメッシュインナーパンツを初めて使用。これはパールイズミのやつよりも使い勝手というかサドルとの相性がいい。今後はこっちをメインに使うかも。

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「考える人」2010年夏号「村上春樹ロングインタビュー」

考える人 2010年 08月号 村上春樹ロングインタビュー  新潮社の広報誌「波」でこんな雑誌があるのを知って読んでみた。ちなみに出版社の広報誌は講談社の「本」も購読している。この2誌とも割りと最近、購読開始したが、「本」がややエンタメ系、「波」が文芸誌系なのは学生時代に購読していた頃と変わらない。学生時代はこの2誌と岩波「図書」を購読していたが「図書」は学術的で面白みがなかった(でも年間購読料がたしか100円だった・・・。今は他の2誌と同じ1000円になった)

 さて、「考える人」2010年夏号の「村上春樹ロングインタビュー」は、縦25センチの大判の紙面に小さめのフォントで段組み80ページに渡る堂々としたもの。インタビューは2010年5月11日から3日間。『1Q84』BOOK3が爆発的に売れている頃のものだ。BOOK3までの『1Q84』に関連する事項は当然多い。記事の扉に『1Q84』について書かれているので未読の人は読んでからにしてください、と注記があった。

が、この段階ではまだBOOK4は分からないと言っている。そもそもあと1年は長編には手をつけないらしい。まあすでにBOOK4が出来ていれば別だが、となるとBOOK4は早くても2年後となる。

 さすがに3日に渡るインタビューで話題の範囲はかなり豊富。インタビュー項目はAMAZONにある。
 村上のいう「物語」の概念を理解してくれたのは心理学者の河合隼雄だけで今後も現れないだろう、河合先生が「1Q84」にどんな感想を持ったかを聞きたかったと言っていたのが印象に残った。

 村上龍の「半島を出よ」を読んだあとで「これに比べて『1Q84』のなんと緩いことか」と思ったが、このインタビューでまたその印象が変わった。

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WH-6700走り初め 小山内裏公園 2010/8/1


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ホイールをWH-6700に替えたので走り初めにいつものコース(尾根幹線-小山内裏公園-多摩美-野猿街道)へ

 ・漕ぎ出しは確かに軽く安定した速度に乗るまでが早い
 ・登り坂でもギア1枚重いままいける。ただし苦しさは同じだけど
 ・軽いホイールは高速安定性に難がある(慣性が弱い)といわれるがぼくレベルでは全く感じない。
 ・剛性とかそういうのはわからない。

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