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後藤忠政「憚(はばか)りながら」

後藤忠政「憚(はばか)りながら」 非常に面白い。
 元山口組直参・後藤組組長の後藤忠政へのインタビューの書き起こし。5月末に刊行されたばかり。
 amazonでの紹介文には「竹中正久4代目の思い出、山一抗争、伊丹十三襲撃事件、孤高の民族派・野村秋介との交友、企業社会への進出、政界との交流、武富士との攻防」とあるが、ここに挙げていないが「創価学会との攻防」に一章が割かれている。
 出生から時系列に語られるので後藤元組長の自叙伝的な語りとなっているが、その世界での氏の台頭に合わせて、敵対勢力や友好勢力、知人が徐々に有名人になってくる。

 やはりヤクザの上に立ってきた人でもあり、引退後には得度してしまった人でもあるので、党首が交代しただけで急激に支持率があがる平均的な日本国民よりも、よっぽど政治経済その他の知識や常識が備わっている、というか、この人、こんなことも分かっているのか、と思うことも多い。
 毒舌はもちろん、軽口でも読んでいてとても気持ちがいいのは主張の正しさや可笑しさだけにあるのではなく言う人の品格によるのである。

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