« 多摩美大の桜 20104/4/24 | Main | 「村上春樹『1Q84』をどう読むか 」 »

京須 偕充「古典落語CDの名盤」「古典落語 これが名演だ!」

京須 偕充「古典落語CDの名盤」京須 偕充「古典落語 これが名演だ!」  京須 偕充「古典落語CDの名盤」は、題名のとおり古今の落語CDの紹介。
 落語を聴いてみたいけど寄席へ行くのは面倒だし、CDは沢山あって誰のどれを聞けばいいのか?という人向けの本。
 噺ごとにあらすじと、この点がこうだから誰のがいい、こういう観点では誰、というふうにほとんどの噺にCDが1枚ではなく複数枚紹介されているのが親切である。巻末には噺別索引、落語家別索引もある。
 冒頭には、良いCDの見分け方(ライブ録音かスタジオか、ラジオ録音かどうかなど)が載っており参考になる。
 ただし、人情話などカテゴリーわけした冒頭にある筆者の短い口上は稚拙で余計。

 同じ作者の「古典落語 これが名演だ!」は続編。構成もほとんど同じ。扱っている噺が異なるだけ。

 名盤CDとしてあげられた数の多さでは、古今亭志ん朝が一番多い。父の志ん生の良いところと他の噺家の良いところを取り入れて、名盤CDに名を連ねる。次に円生、小さん、小三治、談志あたり。文楽が意外と少ないのはCDになっているかどうかの差がある。同じ時代の志ん生は文楽よりも多いようだ。
 現役の噺家がかなり少ないのは残念。

 しかし落語はしぐさや表情も大事。CDではなくて、映像で見たい。
 志ん朝あたりの短めの話はYouTubeでも見られるが、やはりDVDが欲しいぞ・・・。高いけど。

|

« 多摩美大の桜 20104/4/24 | Main | 「村上春樹『1Q84』をどう読むか 」 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2457/48190573

Listed below are links to weblogs that reference 京須 偕充「古典落語CDの名盤」「古典落語 これが名演だ!」:

« 多摩美大の桜 20104/4/24 | Main | 「村上春樹『1Q84』をどう読むか 」 »