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「1Q84 BOOK3」と「失われた時を求めて」

「1Q84 BOOK3」 多摩市立図書館のサイトはこの本の予約開始時刻の4月16日9時30分過ぎにダウンしたようですが・・・、生まれて初めて発売前にAMAZONで予約していたので、16日帰宅時には無事到着しており読み終えることができた。

 BOOK1、BOOK2ではヤナーチェックのシンフォニエッタというクラシック音楽が散りばめられていた。今回も登場するが、今回はプルーストの大作「失われた時を求めて」かもしれない。潜伏中の青豆のもとにはタマルからマドレーヌも届けられる。
 「失われた時を求めて」をWikipediaで検索すると「2つの家族たちとの関わりの思い出の中から始まり、自らの生きてきた歴史を記憶の中で織り上げていく」「記憶と時間の問題をめぐり、単に過去から未来への直線的な時間や計測できる物理的時間に対して、円環的時間、そしてそれがまた現在に戻ってきて、今の時を見出し、円熟する時間という独自の時間解釈」という記述が目をひく。
 前者は青豆と天吾のそれであり、後段は物語全体の時間認識そのものに思える。

 BOOK3はかなりの速度で物語が流れた。しかし、青豆と天吾は月がひとつの世界に来たが、エッソのタイガーは左側を見せているし、青豆のドウタ?や牛河の「空気さなぎ」など未解決の課題は多い。

 BOOK1は4月から6月、BOOK2は7月から9月と日本的会計年度の上半期の物語。BOOK3は10月から12月となっており、冬から春への物語が待たれる。


抄訳版 失われた時を求めて
 というわけで、とりあえずプルーストである。「失われた時を求めて」全13巻はあまりにも手ごわいので、とりあえず抄訳版 3巻を借りてきたけど読めるかなあ・・・・。

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