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タモリのTOKYO坂道美学入門

タモリのTOKYO坂道美学入門 タモリの地図好き、坂道好きはNHKのブラタモリで最近つとに有名になったはずだ。
 で、タモリの坂道の本である。

 全編上質紙でカラー、写真をふんだんに駆使し、とても見やすい。見開きで、右ページには目的の坂にかかわる個人的なエピソードも交えた簡単な解説、左にその坂の写真と下には周辺の坂の小さな写真。ページをめくるとやはり見開きでその坂道周辺の散歩コースの解説。こちらは編集者による解説のようだ。散歩コースの延長距離、所要時間、立ち寄りスポット(主として飲食店)が3つと統一感がある。

地図が大きく見やすい。残念なのは周辺ポイントの写真が小さすぎてよく見えないこと。構成はとても良いので本そのものをもう一回り大きくできたら良かった。

 ただし、取り上げた坂の数の絶対数は少ない。

 ちなみにタモリは日本坂道学会の副会長である。会員数は2名(残りはもちろん会長)


江戸の坂―東京・歴史散歩ガイド  で、こちらはその会長の本。
 取り上げた坂道の数は副会長の本よりも圧倒的に多い。
 しかし、会長の本なのに副会長の本よりも金がかかっていない。写真はモノクロで小さくみにくい。
 都内の駅を起点に取り上げた坂道をいくつか通る散歩スタイルで順番に坂道の謂れを解説していくが、正統的すぎてやや面白みに欠ける。というのはきっとぼくが坂道入門レベルのせいであって、ツウになれば会長の本のほうが興味深く思えるに違いない。

 本とはまったく関係ないが、以前、安田サーカスの団長が激坂熱中人として、都内の坂を自転車で登るTVを放映していたが、(レベルは別として)同じ趣味を持つものとして、坂道の本を読むと「登れるかな」と思ってしまう今日この頃。

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