TREK 2010年モデル
TREKの2010年モデルが出そろったようだ。
2009年モデルと比べて、
・2/1シリーズがけっこう変わった。2.5が追加された。
・マドンに30万円以下のモデル登場
が、大きな変化。
以下、20万円台のマドンも含めて30万円未満のシリーズまとめ(間違っていたらご指摘を)
09年モデル | 10年モデル | |
Madone4.5 | 310,000円 Ultegra Bontrager Race | 280,000円 105 Bontrager SSR |
2.5 | 日本モデルなし | 250,000円 Alpha Black Aluminum フルアルミ Ultegra |
2.3 | 245,000円 Alpha Black Aluminum w/TCT Carbon stays コンポ:105 ブレーキ:無印 | 220,000円 Alpha Black Aluminum フルアルミ ブレーキ:105 リアディレーラも105で統一 |
2.1 | 180,000円 Alpha Black Aluminum w/TCT Carbon stays コンポ:Tiagra リア:105 ブレーキ:無印 | 185,000円 Alpha Black Aluminum フルアルミ コンポ:リアディレーラもTiagraで統一 ブレーキ:Tiagra |
1.5 | 145,000円 Alpha Black Aluminum Fork:Race Carbon Bontrager SSR Sora/Tiagra | 130,000円 Alpha White Aluminum Fork:Apploved Carbon Bontrager Approved フロント・リアともTiagraで統一 |
1.2 | 115,000円 Alpha White Aluminum リア:Sora タイヤ:700x25c | 105,000円 リア:Tiagra タイヤ:700x23c |
マドン4.5は価格は28万円とトレックのフルカーボンとしては初の20万円台。しかしコンポ、ホイールともフルアルミの2.5よりも下位グレードとはっきりわかる。ホイールに至っては2.3付属(Bontrager Race)にも負ける。4.5を購入したらまずはコンポとホイールを上位に交換してSHIMANO商法にはまるか、そんなことを気にしないお財布に余裕のある初心者向けか・・。
2シリーズは09年までの売りだったカーボンステーが一切消えたが、カーボンステーのラインアップは不要との判断が何に基づくのか不明。フルカーボンの最低価格を下げるとともに、フルカーボンとアルミの差別化のためにカーボンステーモデルをなくし、その代りにフルアルミだけどアルテグラ仕様の2.5を投入したような気がしないでもない。
2シリーズと1シリーズの差が従来はカーボンステーかどうかだったが、この線引きが不鮮明になった。
1.5の変更の意図がよくわからない。ブラックアルミからホワイトアルミ化、ホイールの下落は明確に説明しないと購入ユーザが気がつかないかも。シフターはSoraからTiagraにアップしているので外見だけだとアップして見える。ここまでして価格を下げる必要があるのか、GIANTの低価格攻勢に対抗するつもりなのか。
1.2の価格下落の理由が不明。リアをTiagraにアップしたのに(シフターはSoraのまま)なぜ価格が下がるのか。他にダウングレードしている部分があるのか(サドルは変わっているようだ)。
1.5以上のフロントとリアのコンポの差を統一したのは自然で価格下落に貢献し、2シリーズのブレーキがやっとSHIMANOになったのはいいが、1シリーズは相変わらず無印のままですぐに交換が必要。
1.5以上はスポークの組み方が変わっている。剛性の問題とかで変えたのか?でも見た目は09年モデルがいいなあ。
あとは全体として色のバリエーションが少ない(サイトを見る限り各シリーズとも1色しかない)。アスタナ色(アップルシード・ブルーフェード)がなくなったのは10年度にアスタナに提供しないという宣言? プロジェクトワンなら可能なのかな。関係ないけど。
【参考サイト】
http://www.trekbikes.com/uk/en/
http://www.bike-plus.com/lineup/road.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kamiyama_tentyo/60522190.html
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