心拍計考==単なる言い訳
心拍計として使っていたSUNNTO X6HRが稼働不能となったので心拍計を新調した。
検討した結果、購入したのはCATEYEのサイクルコンピュータ(サイコン) CC-TR300TW。
速度、ケイデンス、心拍数の3つの計測ができる無線式のサイコンで価格も安価。
従来使っていたCC-RD200に比べ筐体が大きいのは同時に上記の3つの情報を掲示するとともにさらに下段に距離や時刻などの情報を選択して表示できる。左の画像では上段:速度、中段:左:心拍数、右:ケイデンス、下段:消費カロリー。
1.評価
ケイデンスが小さいので見にくいが、心拍数が大きいのはいい。。
センサーが1つなので設置がラク。ただし固定が弱いとずれる可能性がある。
オートモードを選択しているが、停止状態から測定に入るのに少し時間がかかる。
ボタンが押しにくい。
ケイデンスは異常値が出る(199とか)が、心拍数は出ない。心拍数はSUUNTOで計測していた時は1回2時間程度の走行でいくつか必ずあったが、このサイコンでは今のところ出ていない。
総じて総合点は高い。
2.購入経緯
(1) SUUNTO X6HR お亡くなり・・・。
今回購入したロードバイク TREK 2.1ではサイコンは従来のCC-RD200を継続利用する予定でいたが、新旧の自転車でハンドルバーの直径が違うので追加部品を購入しないとCC-RD200は装着できない。追加部品は2,000円程度であり、心拍計付きサイコンの購入は考えていなかった。
ところが、心拍計として使用していたSUUNTO X6HRがいよいよお釈迦となり、心拍数の計測はおろか液晶の表示すらできなくなった。X6HRのほうは時計としての機能もなくなったので捨てるしかないが、心拍計は今後も使いたい。
従来どおりSUNNTOで行くなら、X6HRを心拍計を使い始めたときに検討したとおり、PCへデータ取込みするならt1c以外、高度計も必要ならt6cとなる。高度計が不要ならt3cでもt4cでもいいが、t3cの実売価格は17,000円くらい。しかしこいつは(t4cも)PC取込みをするには、別にPC PODを購入する必要がある。これは13,000円くらいする。合計で3万円程度。3万円となるともう少しでt6cがヤフオクで入手できる(ただし並行輸入品)。
しかし、t3cでもt6cでも腕時計式はリアルタイムで心拍が見にくく、ステムに巻き付けたりする必要がある。
(3) GARMIN シリーズ GARMINの心拍計付きGPSも考えた。
最新機種はツールドフランスでも使われたEdge 705であるが、これはGPSログ取得はもちろん、速度、ケイデンス、心拍数に加え地図表示、簡易ナビもできる究極のサイクルコンピュータだが、値段も究極・・・日本語版は10万円近くする。
もうひとつはこの下位機種でEdge 305、モノクロで英語版であるが日本地図も英語表記なら入れられる。これで速度、ケイデンス、心拍数が計れる。しかも705はまだカシミール3Dが対応していないが、305は正式に対応しており、ケイデンスや心拍数までカシミールに表示できる。実売3万8千円くらい。
Edge 305は機能や重量など全く問題ないが、問題は自分の環境との整合性。
ログ取りGPSはeTrex Venture HC(英語版)があるし、本格的なナビが必要なら同じガーミンのnuvi250plusがある、ナビ機能はさすがのEdge 705もnuvi250plusにはかなわない。
ログ取りGPSとサイコンが統合できるとはいえ、直接の目的である心拍計に4万円近くかけることになる。
(4) PC取込みの必要性
ここまではPCへのデータ取込みを前提としてきた。この点を再考した。
心拍計の数字は高度の数字とともにPCに取り込んできた。高度に応じた心拍数の変化や最高心拍数がどこで出たかなどがわかる。PCで時系列に見られるのは便利ではある。しかし事後分析で厳密に検討しなくても、あそこが苦しかったとか、だいたいこのくらいで走っているというのはなんとなくわかる。
だから、X6HRの水没以降PC取込みができなくなっても現実的には困らない。それよりもリアルタイムに心拍数が見られることのほうが重要だ。サイコンではPCにデータ取込みはできないけど(TREKやPOLARの高額機種だと出来るものもあるが・・・)それが大きな問題ではない。
PC取込みができないSUUNTO t1cを心拍計のみとして使う方法はあるが、この機種も実売で12,000円程度する。
どうせ2.1にサイコンをつけなくてはいけないし、しかも今のサイコン(CC-RD200)は有線なので不器用なぼくにはまた果てしなく時間がかかる作業となるだろう、ということも考慮すればt1cとほぼ同額の心拍計付きの無線サイコンで、速度、ケイデンス、心拍数を統合するのがいいのでは、と思い、AMAZONの画面でプチっとクリックした。
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