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日本史の旅は、自転車に限る!

日本史の旅は、自転車に限る!
 疋田智「日本史の旅は、自転車に限る! 」は、「ロードバイクで歴史旅」の類いで、今回のものが2004年刊行、「歴史旅」は2008年刊行となる。
 相変わらず字が小さい。写真も小さい。雑誌「バイシクルクラブ」ではこの連載は今でも続いているが、字も写真はこんなには小さくないんだが。特に写真はモノクロで小さくてほとんど何が写っているのかわからないものが多い。残念である。

 本編はそれなりだが、巻末の井沢元彦との対談がかなり面白かった。

 儒教の過度の影響を受けた民族は、読書人(働かないで本を読んでいる人)が偉くて、額に汗する人を卑下する。中国は以前は自転車王国だったがそれは経済的に自転車しか乗れなかったためで、裕福になるとすぐに自動車に移り自転車に乗らない。韓国では特に男性が自転車に乗らない。下々の道具ととらえる。日本人は武士の時代に日々鍛錬を推奨されたこともあり、額に汗することは美点ととらえられる。
 そんな民族論の一方で、日本は現実にあるものをないと言い張ることで無視したり考えないことにする「言霊」信仰がある。憲法と自衛隊、売春禁止法と風俗施設、公営ギャンブルやパチンコ・・・。なんでこんな話になるかというと道路交通法と自転車の扱いから。自転車は軽車両だから車道を走るのが原則で、特例法で暫定的に舗道への乗り入れを許可する箇所がある、といいながら日本全国ほとんどの舗道は自転車通行可であり、ほとんどのママチャリは乗っている人も自転車そのものも能力不足(速度不足、知識不足)で車道を走れないのに行政は何もしない、というあたりから・・・。自転車をめぐる永遠の課題である。

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