« January 2009 | Main | March 2009 »

森博嗣 Vシリーズ10冊

黒猫の三角人形式モナリザ月は幽咽のデバイス

 年始から断続的に読んでいた、森博嗣のVシリーズ10冊を読み終わった。なかなか面白い。
 設定はS&Mシリーズの1世代前、具体的にはS&Mシリーズの犀川助教授の実母である瀬在丸紅子が中心となる話である。VシリーズのVとは紅子(Venicoと表記)のV。設定は紅子29歳で、息子は12歳なのでS&Mシリーズの24年前後前ということになる。
 最初の3巻で面白かったのはやはり最初の1冊。これで登場人物の関係や性格、力量がわかる。

夢・出逢い・魔性魔剣天翔恋恋蓮歩の演習

 このシリーズもやはり刊行順に読まないと話が見えないところがある。
 次の3作で印象に残ったのは「魔剣天翔」。若き美貌の女性パイロットの話であり、どうしてもスカイクロラの草薙水素と重なる。

六人の超音波科学者捩れ屋敷の利鈍朽ちる散る落ちる

赤緑黒白 最後の4巻では最後の「赤緑黒白」が読後まもないこともあり新鮮。妙にしっかりした6歳くらいの少女が途中にちらっと出てくるが、想像どおり事件解決後のエピローグで図書館に向かった紅子がこの少女に出会う。そのシーンは昨年読んだ「四季シリーズ」に登場するものだ。
 それと「捩れ屋敷の利鈍」にだけなぜかS&Mシリーズの西野園萌絵と犀川も登場する。ここだけ時代が飛んでいる。

どちらかが魔女 「どちらかが魔女」はS&MシリーズとVシリーズの登場人物による短編。これはS&MおよびVシリーズを各1冊読んでからでないとわかりにくい。ぼくはVシリーズの1冊目を読んだすぐ後に読んだ。短編なのであまり派手な事件もおこらない分、読みやすく、エピソード的なのんびり感があって良い。

| | TrackBack (0)

梅の盛りの百草園周辺

百草園の中をのぞき見百草園です


尾根幹線を走ろうと思って鎌倉街道に出たら風が強いので断念して、梅が盛りの百草園周辺をポタリング。すいていれば入園しようかなと思いましたが、満員御礼で入り口は渋滞、コンデジしか持ってきていないので入園はやめ、入り口前の公園からのぞき見で済ませました。周辺にもたくさん梅はあり、さらには百草ファームで牛までみて(さすがに臭いには参った)、気分の良い午後の一時を過ごしました。

 百草園周辺は道も狭く駐車場もなく、しかも見所のスポットは歩くとちょっと距離があるので自転車にはもってこいの地域でした。


近所の蕎麦や。ここも満員モグサファーム

写真とルート

| | TrackBack (0)

「東京タワー物語」

東京タワー物語
 「東京タワー物語」は、東京タワーに関連するエッセイ集である。
 執筆者と表題は以下のとおり。

僕の東京タワー 町田忍著. 東京タワーにバスで行く 泉麻人著. 東京タワー 曽野綾子著. 東京タワーから谷底見れば 開高健著. 街角から見上げる都市の遺跡-東京タワー-川本三郎著. 東京タワー 佐藤江梨子著. 東京タワーのペンキ塗り 綱島理友著. 東京タワー 姫野カオルコ著. 鉄塔を登る男 沢木耕太郎著. 喧噪と孤独を映しつつ東京タワーは立つ 冨田均著. 東京タワー 桐生五郎著. 東京タワー 松山巖著. 「世界一の鉄塔」が威容の元に放つもの 森達也著. あいかわらずだぞ東京タワー 原田宗典著. 東京と東京タワー 金井美恵子著. タナトスの塔-東京タワー-中沢新一著.

 泉麻人のエッセイは読んだことがあるがその他の人のものはみんな初めて。
 期待せずに暇つぶし本として読んだがなかなか面白かった。
 東京に住んでいるとなかなか行かない、との都市伝説?のとおりぼくも幼少の頃、叔父に連れられて行っただけ。当時は特別展望台もなかったので下の展望台だけにあがった。蝋人形館とかは今でもそのままらしいが、水族館も蝋人形館の記憶もないが、行ったのかどうか・・・。

 東京夜話といえば、怪獣に壊されるのが定番で印象に残っているのはやはりモスラかなあ。ゴジラも壊したらしいがゴジラの最初の登場は1954年だそうで、その時はタワーがなかったので壊しようがなかった。
 曾野綾子が開館前に特別に入場したエッセイは綴っているが、優雅な口調で展望台から望遠鏡で遠くを眺める話が妙に印象に残る。
 建設に関わった鳶職人の棟梁のエッセイ、ペンキ塗り替え職人、そして塔のランプを交換する古河電工の人の話など、人手でやっているという話は東京タワーのサイトにも書いてあるが、本人や関係者の直接の話も面白い。

| | TrackBack (0)

OH!KIME バイカーズパンツ

PERAL IZUMI OH! KIME バイカーズパンツ (19.ブラック)
 パールイズミのOH!KIME バイカーズパンツを購入した。
 手足が長いすらっとした人には想像できない悩みだろうが、ずんぐり小太り短足の人にとってはスラックスやパンツのたぐいは常に悩みの元である。しかも、自転車のパンツといえば肌にぴたっとしたもので自分がはいたらカタログとは遠い姿になることは想像に難くない。さらにウェストが大きいとウェスト中心でサイズを選ぶと足先が当然余ってしまう。
 そもそもクロスバイクであんなに気合いの入ったアイテムにも気が引ける・・・。

 ということで、mixi!で教えてもらった、ウェストサイズのみ大きめのOH!KIME バイカーズパンツを購入しました。


 自転車用のスラックスにした理由のひとつが、裾止めの問題。テープで留めればいいのだが、これが、けっこうはずれるし、太めの裾をテープで巻くとかなり太めになってします(当たり前だが)。バイカーズパンツは元々、ベルクロ止めが片方に2カ所、止める相手は4カ所あるので、かなり自由に留めることができる。もともと足先は余っているので靴ぎりぎりのところで留めることができるのもこの季節にはうれしい。
 もちろん夏でも使えることを想定しているので、これだけだとさすがに寒いので、下には何かはかないといけないが。
 写真上の部分のでチャックを外すと、夏用に半ズボン(とは最近は言わないか・・・)にすることができる、が、ぼくの場合、これでたぶん七部丈になりそう・・・。

 さて、肝心のゥウェストであるが、サイズ表は82-90cmとなっていたが、もっと余裕がある感じ。ボタンで留めてさらにベルトで無段階に調整できる。

 これをはいて先週、多摩サイを走ってきました


| | TrackBack (0)

勝間和代「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践」

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
 本を出せば必ずベストセラーになるという不思議な女性、勝間和代の本を初めて読んだ。
 「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践」
という2007年末に出版されたもの。

 前段は長くてうんざりした。本当に小学生に説明するように優しく、簡単に、繰り返し、基本的な考え方を言い含めている。ああ、このわかりやすさがこの人の本が売れる理由でもあり、あんなに沢山小出しに出版できる理由だろうと思う。なんせこの語り口でいっぱい書いたら一冊が分厚くなってしまうから。

 しかし、AMAZONのレビューでこれほど叩かれている本も少ないだろう。もちろん叩いた読者は08年秋からの大暴落で大損している人たちである。損している(評価損している)という意味では多少なりとも株式を持つ僕も同じだが、そこまで叩く必要があるのかな、と思う。
 この本で述べていることに目新しいことはない、というかそもそも金融商品で儲けるのに王道はないのはバフェット以来変わっていないのだから・・。
 投資信託を奨めるのがおかしいとのレビューも多いが、個人が個別の株で勝負するのが難しい以上、そういう選択肢になることは海外の個人投資の内訳を見ればわかることだ。まあ、それもこの本を読んで行動を起こした人には腹が立つだろうけど・・・。

| | TrackBack (1)

よこやまの道からのダイヤモンド富士

 天気が良かったので近所の展望台に久しぶりに見に行ってきました。尾根幹線脇を自転車で走りながら展望台を見上げるとまだ20分前くらいなのにすでに数人のカメラマンの影があった。この先の道から富士山が見えればわざわざ展望台に登らずともいいかなと思ったが、展望の良い地点は他に見あたらなかったので登ることにした。
 尾根幹線から展望台に登る階段はタイヤを階段に這わせたのであまり疲れずに登れた・・・。北を見れば団地の間夕方近いこの時間にもかかわらず、日光白根や男体山が見える。赤城山は雪がないせいかはっきりしない。谷川岳も見えないが、南アルプスは見えていた。
 登り切った防人見返り峠の展望台でカメラを構えていた人はざっと10人ほど、意外と少なかった。圧倒的に中高年というか高年が多かったが。
 風が冷たく強くてダイヤモンド富士までの数分が寒かった。
 太陽はほぼ完全に山頂の後ろに落ちていったが、強風で雲もないせいで飾りっ気のないさっぱりしたダイヤモンド富士だった。
 強風で貧弱な三脚ではぶれてしまい、出来はいまいち。

写真

| | TrackBack (0)

« January 2009 | Main | March 2009 »