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生協の白石さん

生協の白石さん
 先日「生協の白石さん」大学の広報大使にとのニュースを読んで、そういえば少し前にこの人のこと話題になったなあと思い、「生協の白石さん」を読んでみた。

 1ページに1枚の「ひとことカード」でのやりとりが108件ある。それぞれは数行のものなのであっという間に読める。文字数だけなら間に点在する白石さん自身のいくつかの文章や講談社の人やブログ主催者の前書き、後書などの方が多いかも。
 いいなあ、と思ったのは農工大の学生は白石さんの素顔や素性を知っているにもかかわらずネットで決して流さなかったこと。当時、この人の話題をいくつか読んだときの印象は大学生よりも少し年上のまじめなお姉さんだった。そう、性別も明かされなかったのである。
 白石さんも「ひとことカード」がネットで話題になっていることを知り、大いに焦るのだが、好意的な話題であり個人情報の流出もない、また白石さんを取り上げたブログの主催者とも会ってその人柄に安心している。
 いかにも農工大らしい。
 
 ひとことカードは主に2005年あたりのものが多いが学生時代は遙か彼方に去ってしまった自分にとっては昨今の少しまじめな学生と理系の雰囲気を感じさせ、なかなか読後感のいい本であった。

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東大教養囲碁講座

東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく
 東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすくを読んでみた。
 案の定、自分がバカである確認ができた・・・。

 この本は若い人の囲碁人口減少対策、論理的思考対策として囲碁を全く知らない人向けに行っている東大教養学部の人気講座「囲碁で養う考える力」を本にしたものである。
 自慢じゃないが、将棋ははさみ将棋、囲碁は五目並べしかできない。もちろん弱い。オセロも然り。
 とにかく先まで考えることが苦手というか嫌い、我慢弱い。昔からゲームは途中ですぐにリセットするか、お金のかかるゲームはもとからやらない。そういう人間である。
 囲碁は高校時代に囲碁好きのヤツが少しだけ教えてくれたことがあるが、「コウっていうのが、ちょっと難しいんだけど」と始めた。この本を読んでわかったが、コウを教えるにはその前にアタリを教えてくれなけれりゃ・・・。アタリという用語は記憶にない。
 
 さて、この本はいきなり大きな碁盤で進めるのではなく、小さな碁盤から順次大きくして行きその中で基本的な形や考え方を説明していく。なるほど定石というのはこういうふううにできていくのかとか、なんとなく黒が強いとか弱い感じとか、中身はなかなか面白い。
 電車の中で表紙を隠して読んでいると、囲碁が趣味のように見えてちょっとかっこうイイかも。

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よこやまの道は好展望で足下ずるずる

連光寺からの南アルプス
 久しぶりに好展望が期待できそうなので近所の展望ポイントを回ってみた。

 まずは、連光寺の高台。元旦に出かけたときは若葉台周りで急坂にあえいだので今回は北側のバス通り側から回ってみたが、最後の上り坂はやはりあえいだ・・・。

 送電線の横で遠くを見るとやはり見通しがかなりいい。しかし北東方面は住宅の陰でよく見えないので、次に坂浜聖ヶ丘橋に向かう。ここは塩見岳と蝙蝠岳が両方よく見える。
 今日は遠望が効くので上越の山を見たい。となるとよこやまの道を行くしかない。というわけで多摩東公園の上で自転車を降りてよこやまの道に入った。こういうワザは自転車でないとできない。
 集いの広場から北を見ると谷川連峰と男体山が見えるのでそのままよこやまの道を自転車で行く。
 平らな道、土の道はゆっくり走ればクロスバイクでも行けるが、砂利道はだめ。雨が乾いていない箇所もあり上り坂になると土の道でもスリップしてしまい登らないので自転車を押していく。もっとも自転車にある程度体重をかけられるせいか、ふつうに歩くようにしびれることがない。

 途中、144mの三角点の手前で右上にあがる階段があるので登ってみると展望が開けている。男体山から白根、谷川岳とめずらしく建物や送電線に遮られずに拝むことができた。

 今日は最低気温はかなり低いらしいが、出だしの登坂で汗をかいているので暖かい。それにしても意外にも人が多い。展望広場では双眼鏡を抱えて山座同定している人もいた。

聖ヶ丘からダイヤモンド富士もどき
展望日和の仕上げは2日ほど早いけど近所で「ダイヤモンド富士もどき」を撮影。富士山の肩に日が沈みかけるとあっという間に隠れてしまったのにびっくり。 

写真

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セントポーリア

セントポーリア 2009/1/24
家族に頼まれてとりあえず撮影してみた。いろいろ種類があるようだが全然わからない。レンズは50mmF1.7と50mmF2.8Macro。絞り優先で手持ちなのでけっこうぶれたのもありここにあげたのはそれでもまともなもの。このくらい被写体が小さいと普通の三脚では寄れない。
0102
2009/01/23 20:18:19
50 (mm)
1/40 秒 ← 5.322(Apex)
F2.2 ← 2.275(Apex)
2009/01/23 20:24:03
50 (mm)
1/20 秒 ← 4.322(Apex)
F2.8 ← 2.971(Apex)
0405
2009/01/23 20:32:19
50 (mm)
1/20 秒 ← 4.322(Apex)
F2.8 ← 2.971(Apex)
2009/01/23 20:40:27
50 (mm)
1/25 秒 ← 4.644(Apex)
F2.8 ← 2.971(Apex)
0607
2009/01/23 20:44:15
50 (mm)
1/15 秒 ← 3.907(Apex)
F2.8 ← 2.971(Apex)
2009/01/23 20:20:45
50 (mm)
1/80 秒 ← 6.322(Apex)
F1.7 ← 1.531(Apex)

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「てつ」3度目の張り替え

2004年1月にゴローで作ったタウンシューズ「てつ」を3回めのビブラム張り替えに出した。同じ年の11月に作った色違いの「てつ」も2回めの張り替えに持って行ったが、こちらはソールを少し補修すればまだ履けますと言われた。で、まだ履ける茶色と今回張り替え後の黒のてつの写真
 靴底の踵のほうが右側はすり減っている。


 裏返してみると右の靴の右上(足の外側)がすり減っているのがわかる。


並べてみると右側の靴が踵側にすり減り、かつ左側(足の外側)にすり減っている。この部分は現在自分で修理中(乞う、ご期待・・・誰も期待しないか)

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SUUNTO X6HR 水没からの復旧

 明らかに曇っている
 SUUNTO X6HRが水没してしまいました。正確には水の侵入。
 内部が曇っているはもちろん、時刻や日付表示もときどきおかしい。

 思い当たるのはストラップ交換がわからずに分解したあとの組み立てで隙間があいていた。先日、自転車に乗ったあとに心拍計ベルトとともに軽く水洗いをしたので、そのときに水が入ったのではないか。

 どうせ保証期間は切れているし(だいたい保証期間が切れてから事故は起こる。電気業界ではソニータイマーともいう)、並行輸入品なので、まともには直らないだろうとあきらめ・・・。携帯の水没記事を読むと、まずは乾かず、それまで電源投入も充電も不可とある。時計はそれほどの電気が流れるとは思えないが、記事を読んだのは水没に気がついてからすでに丸1日たっている・・・。

復旧後、とりあえず稼働中

 というわけで分解して乾かして組み立てみました。
まる1日経過しましたが、とりあえず動いています。

なお、当然メーカーの保証範囲外の作業になりますので自己責任で。

 作業工程の様子・・・。

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エーデルワイス写真集「わが心の山」

箱
 「岳人」2008年10月号の「備忘録-語り残しておきたいことども」は写真家・三宅修だった。
 その中でエーデルワイスシリーズの写真集「わが心の山」の出版経緯について語っていたので、グラビア写真しか眺めていなかったこの本を読んでみた。
 この写真集は発足間もない日本山岳写真集団が1968年に刊行したもので、三宅はそのとりまとめとして巻末に刊行の経緯と掲載した写真家を紹介している。白籏史朗をはじめ三宅を含む1930年代生まれの当時の若手写真家8名による写真が数点ずつ掲載されている。
 いずれもその多くか日本を代表する山岳写真家のものだけあって、写真集は小振りながらも見応えがある。

 加えて、串田孫一、尾崎喜八、深田久弥、新田次郎、上田哲農、辻 一、山口耀久、最後には武田久吉が自らの「わが心の山」についての散文を掲げている。人により哲学的に山を思う人や失敗談などいろいろあるが、個人的には武田が最初に尾瀬に入った紀行が大変おもしろかった。武田久吉はご存じのとおり幕末の外交官・アーネスト・サトウの息子であり、植物学者。尾瀬の植生に興味をもち、その研究と保護に尽力した登山家である。「はるかな尾瀬」のころはまだしも、今や予約をしないと小屋にも泊めてもらえない人気の尾瀬の探検時代の紀行を武田は淡々と綴り、最後に心の山といえば尾瀬がそうなるだろう、と結ぶ。いかにも武田らしい沈着冷静な文章である。

 さて、「備忘録」には、名取洋之助の「つまらない山岳写真」の話も出ていた。
 これは1959年「山と高原」に掲載した当時国内トップを争う写真家・名取が山岳写真をばっさりと切り捨てたものである。1959年といえば山岳写真ではすでに白川義員が「白い山」を出し、田淵行男も1955年にデビュー、横田祐介などの若手も活躍していた、山岳写真のひとつのピークの時代らしい。
 これについての評価は杉本誠「山の写真と写真家たち」によれば、若手が反発、中堅がふらふら、長老が傾聴という感じだったようで、当時若手であった三宅も反発した口。ただし当の名取は実は山好きで、田淵行男や白川などきちんとした写真については評価していたこともあり、その後の山岳写真史の中ではやはり名取の勝ち、という印象になっている。
 「備忘禄」では三宅は「「山岳写真家である以上に山登り屋だ」というのはいけないことですかね」、とのみ反論している。

 最後に、最近のデジカメについてのコメントがあり、ふだんメモ代わりに持ち歩くのはリコーのカプリオで、28ミリから200ミリ相当のズーム、1センチまでのマクロ、手ぶれ補正機能が便利だと言っている。ぼくのR6もそうなんだけど、どのバージョンかな。

白籏史朗・黎明

左:三宅修・高原/霧ヶ峰、右:内田良平・雪稜/剣岳

山の本

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SUUNTO X10

SUUNTO X10
SUUNTO X10が発売になっている。
日本正規代理店であるアメアスポーツのサイトでの製品紹介も残念ながら英語である・・・。
 製品紹介を見るとKey Featuresとして以下の記載がある(拙訳)。


  • 高感度GPSと安全なナビゲーションのための位置捕捉

  • 最小、最軽量のGPS搭載リストップコンピュータは両手が自由になる

  • 高度、気圧、50ルート、500ウェイポイント、トラックに加え速度と目的地までの正確な距離をモニター

  • Google Earthで旅の記録と共有ができる

  • バッテリー改善でより長い軌跡を記録

  • 高度計、気圧計、コンパス機能

  • 100m/330feet防水

 まあ、当然ながらX9やX9iよりは機能アップ、改善が図られている。

 電源はX9/X9iと同じAC100VまたはPCのUSB経由でのバッテリー充電。

 X9/X9iは旧式のハンディGPS(GEKO201あたり)と比べても捕捉性能は悪かったが、時計と一体ということでそれなりに評価はできた。しかしなんといってもバッテリーの持ちの悪さが課題で、通常使用(GPS未使用)では2ヶ月もつが、GPSを使用すると1日と持たない。これを打開できないかと乾電池式のUSB給電のケースとかをいくつか試したが、どれも規定の電力を満たすことができなかったようでX9iには給電できなかった。

 ではX10では問題のバッテリーはどうなったのかと、マニュアルをダウンロードしてみた。

 速度測定や距離計算ができるようになったのでその部分が追加になっているが、基本的な使用方法に変更はない。GPSの素子についての記載はなかった。

 問題のバッテリーであるが、上記バッテリー改善の原文は「Take your time on the trail with the longer lasting battery」ということで持続時間が長いということだが、マニュアルを見ると・・・。

1.4. CHARGING THE BATTERY より抜粋
「The life expectancy of a single charge can range
from 6 hours (with heavy usage of the GPS, backlight, compass and data storage
functions) to over 2 months if you only use Time and/or Alti/Baro mode.」

すなわちGPSを使用すると6時間となっている。X9iは「The life expectancy of a single charge can range
from 4-5 hours」となっているのでわずか1時間しか変わらない・・・。むむむ、せめて12時間とか18時間などまる一日の行動時間がカバーできないとつらい。

 現時点ではぼくの使い方からはディスコン間近?のX6HRの仕様(心拍計+高度計+コンパス)が一番良いので、これがディスコンにならないことを祈る。
 あ、X6HRのバッテリー交換をしたあとにコンパスの調整をしていなかったのと、もともと磁北偏差の設定をしていなかったので、調整・設定のついでのその部分だけマニュアルを作成してみた。

SUUNTO X10 SUUNTO X9i SUUNTO X6HR

SUUNTO X10キャンペーンサイト

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尾根幹線から長池公園

 今年になってからまともに走っていないので、尾根幹線に出かけてみた。

 多摩市最西端あるいは最南端の消え富士でもと思ったが、唐木田を過ぎると尾根幹線から山はほとんど見えなくなり富士山も見えなくなったしまった。

 平らな道がない尾根幹線をノンストップ(信号待ち以外)で走ったので、わずか45分でしたが、ぜいぜい・・。多摩サイとは大きな違い。

 連休の谷間のせいか、自動車は多かったが、自転車はほとんどいなかった。

高度遷移(eTrex VntureHC + カシミール3D)

速度遷移(eTrex VntureHC + カシミール3D)


 常にアップダウンのある尾根幹線だったので、平均速度はかなり低くなってしまった。

心拍数遷移(SUUNTO X6HR)


 上り坂であがった心拍数が下り坂で落ち着かないうちにまた上り坂というパターンで、これでは有酸素運動の範囲を出ているように思える。
轍によるルートマップとログ解析

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森博嗣「四季」

 森博嗣 四季シリーズを読んだ。四季とは四季・奈津子ではなく、S&Mシリーズで暗躍する天才少女・真賀田四季である。S&Mシリーズの当然後から書かれたものであるが、途中で登場人物の一部がVシリーズに出てくる人々であることがわかる。S&Mシリーズは「理系ミステリー」とされ従来の(と言っても他のミステリーは読んだことがない)のミステリーとは一線を画したトリックや解決手法を披露しているが、その大元になるのがやはりこの天才・四季だろう。

四季 春春は四季5歳から始まる。この巻では四季が持つ多重人格に焦点をあてているが、最初それに気がつかず、読みにくい印象があった。S&Mシリーズで勃発するような複雑な事件ではないが、密室殺人事件を解決してしまう思考過程で、天才少女の恐ろしさを存分に描いている。
四季 夏夏は四季13歳。「すべてがFになる」にも描かれている両親の事件への経過が細かく描かれとともに、今までまったく描かれていないS&Mシリーズの主人公、犀川助教授の家系の秘密らしきものや、幼い西野園萌絵も登場してきて、次回作へうまく引っ張っている。犀川助教授の家系は実はVシリーズの主人公たちであることがこの巻で判明する。
四季 秋秋は時代はいっぺんに飛び、S&Mシリーズの終了後、すなわち長崎の事件より後になる。再び「すべてがFになる」の事件の背景を考える犀川、四季に秘書として遣え辞職した女性の行方とともに四季が「すべてがFになる」での真相の一部を語る。ここまで読むとこれでシリーズ完結しても良いようにも思えるが、まだ終わらない。
四季 冬冬は秋の続きなのだが、雰囲気はまた少し変わる。このシリーズは「理系ミステリ」であるS&Mシリーズに登場してしまった四季という天才を描くためのSFに限りなく近づいてくる。

 このシリーズを読む前に、「女王の百年密室」という22世紀末が舞台の作品を読んだ。この作品も少しばかり密室殺人が出てくるのだが、進化した未来でのミステリは設定がずるいなあと思ったが、この作品に登場するウォーカロンと呼ぶロボットが登場したり、冷凍睡眠により四季が若さを保っているようだ。最後はやや哲学的な展開で、シーンはS&Mシリーズ最終巻「有限と微小のパン」の冒頭の儀同世津子の自宅のシーンで終わる。

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2009年初乗り

よこやまの道 展望広場 初乗りは近所の高台から。ちょっと走って車道から展望台までの階段を自転車を担いで登った(あとから腰にちょっと来た・・)。
 さすがに元旦なので30日に来たときよりも人が少し多かった。
 遠くの南アルプスを眺めに来たのに、その方向にはいつの間にか高圧送電線が・・・。去年の正月は記憶も記録(写真)も不明だが、2005年の写真では送電線はなかった。送電線には当然鉄塔が必要だけど、あれほど大きなものの建造に気がつかなかったのかなあ。

 その後、尾根幹線を西へ走る。手袋は指先までのものを揃えたので大丈夫だが、風通しの良いSPDシューズはつま先が冷える。それと耳も痛い。スポーツグラスのおかげで涙が出ないのがありがたい。


 たどり着いた鶴牧西公園は昨年よりもさらに周囲に建物が出来たようで、上越方面はほとんど見えない。南ア方面は見えるが、ここはマンションが近いのでその方向を望遠レンズで覗いていると盗撮と間違えられかねない立地である。
 犬の散歩が多い。
遠くに南アルプス・農鳥岳

 帰りは遊歩道をゆっくり走る。元旦でもあり、時間も早いので地元商店街はみんな閉まっている。歩いている人もほとんどいない。静かではあるが、ちょっと荒涼とした雰囲気。

 今年はどこまで行けるかな。

2005年の写真と送電線の位置を比較したところ、2005年にも送電線はあったが、位置が低く撮影の邪魔にはならなかったことが判明。

2009年の写真2005年の写真


 写真

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