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馬場啓一「和の作法」

馬場啓一「和の作法」
 ふと、寿司やのカウンターでは何から注文するのがマナーなんだろうと思い、ネットを検索。お寿司やさん自らのサイトでは、お好きなものからご自由に、というのが多い。卵焼きで職人の腕を見るなんていうのは嘘らしい・・・。というわけで図書館の本を探したら、馬場啓一「和の作法」というのがあった。
 この本は寿司や食べ物だけに限らず衣食住の全般にわたっての作法を述べている。作法といってもいわゆるHOW TOものではなく、現在の作法や文化が創られた歴史や由来をひもといていく部分が多く、それゆえHOWTOものとは違う読み応えがある。
 ちなみに、「衣の章」で扱うのは、浴衣、下帯、履物、帽子、風呂敷、てぬぐい、扇。「食」:蕎麦、うどん、寿司、天麩羅、餅、お茶、和菓子、日本酒、膳、箸、宴会。「住」:日本家屋、「冠婚葬祭」:中元と歳暮、祝儀と不祝儀。
 以上のとおり、日本人の生活全般にわたるあれこれについて、そのいわれとちょっとした作法が書かれている。作法そのものは読んだあとにどんどん忘れてしまうが・・・、謂われ、来歴をちょっと思い出すとなんとなく作法にかなった仕草ができるかもしれない。

 この本には寿司を頼む順番は細かくは書いていなかったが、最初の店ではテーブル席でメニューを見て握りを一人前頼めば、価格と腕、味がわかること、寿司は一口で食べること、女性や口の小さい人が頼んでも板前は相手を見て大きさを微妙に調整してくれることとあった。

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