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映画「スカイ・クロラ」

スカイ・クロラ
 森 博嗣の原作も読まず、押井守特集のTVや公式サイトを少しだけみて映画「スカイ・クロラ」を見に行った。この程度の予備知識で見るほうが初回は楽しめる。
 以下、ネタバレはほとんどなし。

 ・読売新聞出過ぎ:オープニングの「日本テレビ開局55周年・・・」の字幕で覚悟したが、劇中にまあよく出てくるわ読売新聞。本体だけでなくデイリー読売まで出てきたのは呆れかえった
 ・草薙素子かと思った:やっぱり草薙水素という名前とキャラが草薙素子と重なってしまうので、彼女がいつジャンプして拳銃撃ちまくるのか気が気ではなかった、というほどではないが・・・。最初は押井監督のこだわりかと思ったが、原作でも同じ名前なんですな。もっともこの作品では、攻殻機動隊に登場するような雰囲気のキャラは彼女しかいないけど。スイトの表情にしばらくして慣れると声優の菊池凛子にも見えてくる。
 ・今時珍しい喫煙番組:煙草を吸わない上司は信用しない、というユージをはじめ、スイトはもちろんみんなよく煙草を吸う。裏でJTがスポンサーについているのではと勘ぐるくらいであるが、銘柄は漢字表記のものが目立ち中国煙草みたいでまずそうだった(実はロストック社製と後で知る)。片手でマッチ箱からマッチを取り出し、点火して二つ折りにして火を消すユージの技は見事。

で、本題。
 冒頭の墜落シーンはTVの特集で見たので目をこらして見たが、さすがに気合いを入れただけあって印象的だった。
 飛行機はレシプロでエンジンが後ろにあって思わず、お、震電みたい、と思った。この飛行機については、こだわりのプラモデル製作会社のTVを見たのでこの映画での主力機であることは知っていた。
 後ろにエンジンがあるタイプはレシプロでは実用レベルのものは少なく見慣れないため、作り物っぽい違和感があるが、動きの速い空戦シーンでは通常の形の敵機との見分けがしやすい。
 今回は空中戦を見に行ったのだが、カメラアングルが実写ではほとんど撮影できないところから見ていて相当迫力がある。実写でもふつうのアニメでも説明的に、あるいは盛り上げるために妙にスローにしてみたり、ふつうあれだけ撃てばあたるだろ、というのになぜか主人公には被弾しないが、この作品は何の説明もなく空戦が続き、そして被弾し、瞬間的に墜ちる。彼らの戦闘機の機銃の詳細は知らないが、20ミリ砲を食らったら人間なんぞひとたまりもないのだ。ちなみに震電は30ミリ砲4門だって・・・。
 日本のエース坂井三郎は左捻り込みを得意技としていたが実戦ではその技を使うような窮地に追い込まれることはなかった。しかし、この映画では捻り込み、ストールターンなど縦横無尽に披露してくれる。

 エンドロールが終わっても場内に照明はつかず、誰も立ち上がらない・・・。
 もしや、と思っていると再びオープニングが・・・・・。なるほど。

P.S 上映前の広告で8月24日公開予定のスター・ウォーズ/クローン・ウォーズの予告編をやっていたが、大きなもの(宇宙船とかビルとか)のCGは相変わらずよく出来ているが、人物がねえ。あれならスカイクロラのように人間の肌や服装はふつうのアニメにすれば良いのではと思った。ちゃちな人形劇の人形のように見えた。特にジャバザハットが単なる豚・・・。

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