« 中島義道「うるさい日本の私」「偏食的生き方のすすめ」 | Main | GARMIN用RAMマウント »

中野翠「この世には二種類の人間がいる」

中野翠「この世には二種類の人間がいる」

中島義道「偏食的生き方のすすめ」で解説が面白かったので読んでみた。
 中野翠の名前はずいぶん昔から随所で見かけるが彼女の著作を読んだのは初めて。1946年生まれらしいのでまさに団塊の世代であるが、書体はもう少し若い。30代と言ったら言い過ぎであるが、まあ同年代には思える。
 「マニュアルを読む人、読まない人」をはじめさまざまな二種類の人間についてのエッセイであるが、かなり面白い。彼女の好みに100%一致はしないが半数以上はそう思える。特にTVや流行、人つきあいなどについては同感の部分が多い。まあ、だからこそ、中島義道の偏食的な生き方に面白い解説が書けるわけである。
 ひとつだけ気になった記述。
 「それはあのかたをヤワラちゃんと呼べる人と呼べない人だ」の項。元ネタはエッセイストの堀井憲一郎の意見であり、彼は「谷亮子をヤワラちゃんと呼ぶな浦沢直樹「YAWARA!」の猪熊柔をばかにしてんのか運動」の人である。中野翠はアイドルや芸能人、スポーツ選手をニックネームで呼ぶことであたかも自分と近い関係にするような幻想が嫌だと言っているが、堀井さんが言っている意味とはきっと違う。
 田村亮子は小学生?くらいからマスコミに出てきていたように記憶しているが、その頃はともかくオリンピック選手以降の彼女をヤワラちゃんと呼ぶのを見ているのには相当抵抗があった。で、その理由はたぶん中野翠の理由ではなく、堀井憲一郎のほうの理由だと思う。

|

« 中島義道「うるさい日本の私」「偏食的生き方のすすめ」 | Main | GARMIN用RAMマウント »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2457/41447622

Listed below are links to weblogs that reference 中野翠「この世には二種類の人間がいる」:

« 中島義道「うるさい日本の私」「偏食的生き方のすすめ」 | Main | GARMIN用RAMマウント »