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中島義道「うるさい日本の私」「偏食的生き方のすすめ」

中島義道「うるさい日本の私」
 「まあ、よくやるよな、暇人」というか「時間の自由がきく大学教授・・・」。というのが最初のあたりを読んだ感想。著者は町中のあらゆる騒音、なかでも無駄な放送やテープ音などに敢然と立ち向かう、そんな著者の戦闘記録である。が、最後のほうになってもう少し「哲学的?」な日本人論が展開される。
 ただ、著者の主張にはうなずけないものもある。たとえば電車の車内放送で駅に到着する前に社内放送で「次はXX」と何度も言っているのだから、到着した駅で再度「XX」というのは不要だ、というもの。少なくとも車内で爆睡状態になるぼくにとっては「次は」の時は聞こえておらず、「XX」の到着のアナウンスで慌てて降りる、って全く平和だが・・・。
 それとやはり著者は聴覚過敏の傾向があるのでは、という気はする。
 昔、音の強弱の相対性を表す話として、昼間の喧噪の中での柱時計の音と夜の柱時計の音の比較の例を読んだことがある。昼間の喧噪では柱時計の振り子のチクタクの音は聞こえないし、また昼間はその音に興味が行かないので聞こえないが、夜の静寂とともに、チクタクを聞く姿勢もでき、聞こえてくる、というものである。
 だから、どうだというものでもない。

 電車の中でiPodを聞いていても別の人の音漏れは気になるが、車内放送や線路の音は気にならないぼくだが、中島先生よりはふつうの聴覚だと思う。



中島義道「偏食的生き方のすすめ」

 この本は著者の日常がつづられながらも、いきなり偏食の話になる。日記的記述も多く、音に怒る著者の行動もよく出てくるので「うるさい日本の私」を読んでからだと、なかなか面白い。
 ぼくもかなりの偏食で、野菜は基本的に苦手、漬け物だめ、梅干しだめ、キムチ嫌い。高校の修学旅行で能登に行くまで刺身も食べたことがなかった。それでも子供の頃から比べるとかなり改善したが、著者は間違って嫌いなものを食べてしまって、問題なくてもそこで改善しない、というかする気がない。
 ビーフカレーは大丈夫だが牛丼はだめとか、よくわからない偏食も多い。
 で、著者がこの本でいいたいのは偏食そのものよりも偏食的人生というかものの考え方である。
 こういう人がユーザーだとかなりいやであろう。が、人ごととして読むとなかなか面白い。

 中野翠の解説でのポイントがぼくが感じたものとほぼ同じだったので、おお、ぼくは中野翠レベルには偏食ではないと思った。

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半藤一利・保阪正康「昭和の名将と愚将」

半藤一利・保阪正康「昭和の名将と愚将」
半藤一利・保阪正康「昭和の名将と愚将」は題名のとおり昭和の名将と愚将について対談形式で語ったものである。
 日中戦争や太平洋戦争など昭和以降の戦争については意識的に避けてきた。というのもこのあたりの話は、南方戦線やシベリヤ抑留、特攻、玉砕、原爆など前線での悲惨な話か、日本軍の現地での専横など、読んでいても気分が悪くなるに違いないと信じるからである。
 一冊だけ読んだのは同じ保阪正康の「瀬島龍三―参謀の昭和史」だけで、山崎豊子「不毛地帯」のモデルとなり、「不毛地帯」ではスーパーマンのように描かれた瀬島を「参謀の昭和史」では「戦中は大本営参謀。戦後は大商社の企業参謀。そして総理の政治参謀─激動の昭和を裏からリードしてきた男の60年の軌跡を検証する」としながらもかなり否定的に書いていることに興味を持ったからである。
 瀬島は2007年に95歳の天寿を全うしているが、最後までNTTの顧問として禄をはんでいた。それを知ったとき実にさもしいと感じた。
 本書では瀬島はもちろん愚将に分類されている。

 さて、本書そのものは、昭和史の研究家どおしの対談なので初心者には敷居は高く、解説的な説明がないので、取り上げられる軍人の履歴や戦歴をある程度知らないと十分には理解できない。冒頭に述べたように昭和史には疎いので半分以上はよく知らない軍人で、名将、愚将として名前だけは知っていたがその履歴を知らない人も多かった。取り上げた数は名将が愚将より多いがそれは読者の気分を考慮した著者側のバランス感覚であって、著者たちが述べているように名将よりも愚将が多かったのが昭和史であるようだ。

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TOPEAK ターボモーフダイアルゲージ付

ターボモーフ ダイアルプレッシャーゲージ

 自転車を購入して納車前に揃えた用具のひとつが携帯用空気入れ。いろいろネットを参照して評判のよいTOPEAK ターボモーフダイアルゲージ付というのにした。携帯用としては大きいが、ママチャリと違い7気圧もの空気圧が必要で自然と空気漏れもするクロスバイクではゲージがついていないと初心者にはわからない。
 ところが、この空気入れで最初に空気を入れるのに延べ2日、3時間もかかってしまった。
 空気入れのバルブと自転車のバルブの合わせ方がわからなかったのである。


 この製品には説明書はなく、箱の裏面に図のような説明があるだけである。スポーツサイクルに多いフランス式バルブに対応していることはわかっているが、最初はバルブにアダプターを付けるのかどうかがわからなかった。でもぞのようなものは付属していないので、このままで自転車のバルブと合うのだろうと試してみると全然深さが足りない。そうこうしているうちにタイヤの空気はすっからかんに抜けてしまいもはや乗れるレベルではない。
 箱の裏の図の真ん中の3つの部品が付属しているのか、それとも別に購入するオプションなのかがわからない。
 ネットで調べても超基本的な事項であろうこのような記事はない。と、あきらめかけたところで初心にもどりトピークのサイトでやっと「マウンテンモーフでフレンチバルブへの空気の入れ方が分かりません?」というFAQを見つけた。製品名が異なるので見ていなかった。
 その回答は
  1.ヘッドのキャップを反時計方向へ回し外します。
  2.ヘッド後ろ側のサムロックレバーを引き起こします。
  3.サムロックレバーを引き起こすと、バルブ側からパッキンが約2mm出てきます。
  4.パッキンと、それに嵌め合うプラスチックパーツを一緒に取り外しておきます。
  5.サムロックレバーを元のように倒しておきます。
  6.パッキンの方向と、黒色のプラスチックパーツの方向を逆にして元に戻します。
  7.ヘッドのキャップを嵌め込み時計方向にねじ込みます。
 である。
 箱裏面の絵は上を説明しているらしい。
 真ん中の3つの部品は別の部品ではなく、左の空気入れのバルブの先端のねじをまわして開けてから左のレバーを立てるとわずかに出てくるものなのだ。で、実際にやってみるとたしかに出てきた。それをつまみ出して見るが、図とは異なる少し長めの部品がひとつあるだけで左端の部品は?とよく見ると、引き出した部品をさらに左右にひっぱると分離してようやく3つに分かれた・・・。

 で、ようやくバルブが入り空気を入れてみる。6気圧までは一気に入るが、それ以上になると体重をかけてかなりの力を入れないとなかなか入らない。ただし徐々に入るので7気圧まで問題なく入れることはできる。ゲージの目盛りが6気圧のあとは8気圧なので最後に少し抜けることも含め7気圧強くらいまで入れている。

 やっぱり携帯用でもこのように体重がかけられないと7気圧は入らないだろう。
 自宅用ポンプと共用を想定したが、携帯用としてはよく出来ているものの、自宅用としてはやはり使いにくいので自宅用をそのうち購入しよう。

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大前仁「誰でもできるMTBメンテナンス」

大前仁「誰でもできるMTBメンテナンス―日常メンテナンスからトラブル対処法まで 」
 大前仁「誰でもできるMTBメンテナンス―日常メンテナンスからトラブル対処法まで 」はMTB用メンテナンス書であるが、かなりの部分はクロスバイクでも共用できるようだ。2002年と刊行はやや古いが、本が大きい(21センチ)分、写真も大きめで自転車トラブル解決ブック よりも全般に写真も大きくて見やすい。厚みも1センチくらいあり、常時携行するというよりは自宅でのメンテナンス時に参考にする使い方となるだろう。
 メンテナンス本なのでトラブル対処本である「自転車トラブル解決ブック」とは微妙に書いてある項目にずれがある。より専門的な記述が多いように思える(とはいえ書いてある項目名をまだ理解していない)。

 それにしても人気の順位に比例するのかMTBやロードレーサーのメンテナンス本は多いが、その中間であるクロスバイクの専門書は少ないように思える。無理ないか。

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東京周辺自転車散歩

東京周辺自転車散歩
 東京周辺自転車散歩はサイクリングマップ本。ぼくが自転車散歩できるようになるにはもう少し時間がかかりそうだが、眺めてみた。
 2008年4月刊行の新版。
 都心、下町、郊外、川と山と島、サイクリングロード、コラムという構成。
 ガイド記事が見開き1面でその後ろに地図がやはり見開き1面となっている。ガイド記事にはコースの高低分布(カシミールで作成したのかな?)と距離、時間、坂道、自動車、見所のグレードが記載されている。
 どこも自転車では走ったことがないので、「郊外」の一章にある近隣の「ニュータウンと多摩川」の章を見てみた。
 土地勘だけはあるのでコースと地図を見てみた。
 コースは聖蹟桜ヶ丘駅前からいろは坂を上り、多摩センター駅、7.3FXを購入したバイクプラス多摩店のすぐ裏を通って尾根幹線を稲城市へ、南多摩に降りて多摩川サイクリングロードで桜ヶ丘に戻る周遊コース。
 ニュータウン団地内の歩行者ばかりの遊歩道を選択せず、快適なコースを選択している。しかも乞田川の左岸、右岸の切り替えなど現地でよく道を見ているのがわかる。最後の関戸橋で通るべき歩道の選択など必要にして十分な情報が地図に記載されており、簡潔な案内と思える。
 
 縦21センチ、141ページ。持って行っても苦にならないが、目的地の章は4ページなので実際にはコピー持参か。

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丹羽隆志「自転車トラブル解決ブック 」

丹羽隆志「自転車トラブル解決ブック 」
 著者は「大人のための自転車入門」の著者でもある。
 AMAZONのレビュー評価も非常に高い。
 基本編でパーツ名、工具(一般、専用)洗車と学び、ホイール、ブレーキ、ギアチェンジ、ハンドルとサドル、その他のパーツ、自転車の疑問という章立てでFAQ形式、見開きで解説が進む。これとは別にカラダの痛み別INDEXがあり手首は腕、手のひらその他もろもろの部位別に対処方法の目次がある。これらの対処方法は上記のハンドルとサドルとかの各章の中にあるわけだが、おしりが痛いをはじめ部位別はありがたい。

 修理やメンテナンスが中心なのはもちろんであるが、自転車の選び方や乗り方、荷物の運び方などちょっとした記事もあり、頭から読んでもためになる本である。

 薄くて小さくて(縦18センチ)写真が豊富で目次が充実しており、常に持っていたい本。

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大井良「鉄道員裏物語 」

大井良「鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎 」

 鉄道マニアやおたく向けではなく、この業界の実態はどうなっているのだろうという一般的な興味に現役の私鉄職員が答えるものを意図しており、文筆業を目指していたとのことで書体はなかなか読みやすく、内容も楽なのであっという間に読み終わった。
 とはいえ「スジ屋」などの隠語・略語などの起源などマニア向けの話題もある。
 2008年2月の刊行でスイカや福知山事故の話にも触れており話題は新しい。

 冒頭でいきなり事故死体処理の経験談で始まり、コインロッカーで安全装置がはずれた実弾入りの拳銃を見つけた話などで目が覚める。今は御法度になったらしいが、駅内での宴会や駅長など管理職と現場との対立など経験に裏打ちされながらもそれほど重くは書いていない。

 興味深かったのは事故や自殺などで電車を止めた場合の賠償金について筆者が上司に質問したときのやりとり。上司は新人教育の一環として規則集を片手にいろいろな費用を計算させる。賠償の対象となるのは、列車の修理費、電気設備など関連設備の修理費、応援要員の人件費など直接的な費用に加え、振替輸送の運賃などの間接費用が加わる。これらを合わせると1億円は概ね超えるようである。
 ただし自殺や事故で本人が死亡している場合は損害賠償をしないケースも会社によってはあるようだが、踏切で車両立ち往生など事故だけの場合は、減額することはあるものの請求はされるようで裁判例でもそうなっている。

 ちなみに、自動車保険の対物賠償は相手の車を想定して1000万もあればと以前は思っていたが、今年から無制限に代えた。さらに自転車に乗るようになったので日常生活の賠償保険を先日追加した。






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7.3FX納車

 7.3FXの納車に行ってきました。mapion



7.3fx
まだ怖いので(足が短いので)サドルは低め
サイクルコンピュータとライト
サイクルコンピュータとライト
ミラー
格好良くないけどミラーは付けました
速度
遊歩道なんでスローペースというか四角い石を敷き詰めたがたがた道が多いのと、歩行者やママチャリも多いのでこんなもんでしょうか。
標高
坂を登り切ればあとは緩い下り。坂を登るだけで太ももが痛くなりました・・・。左端(開始点)の標高はGPSのロストによるもの

 まだまだ道具の基本的な操作方法もわからず模索中。

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丹羽隆志・中村博司「大人のための自転車入門」ほか

瀬戸圭祐「自転車生活スタートガイド―街乗り・通勤・ツーリング 」

 瀬戸圭祐「自転車生活スタートガイド―街乗り・通勤・ツーリング 」。カラーで図解などがわかりやすいが構成に問題がある。また一挙にマニアックになったり初心者向けに戻ったりと、ぼくのような初心者が読むとこれは基本知識なのかまだ知らなくていいことなのかの軽重がわかりにくい。図解や写真が気に入れば良い本である。


丹羽隆志・中村博司「大人のための自転車入門」

 丹羽隆志・中村博司「大人のための自転車入門」。こちらも章立てだけ見るとよくわからないが、中身は段階的であり、後半ではメンテナンスの基本的な部分も多く押さえており、良書といえる。上の本の厚さは1.5倍であるが、写真がモノクロで小さめで見にくいのが残念。
 メンテナンス本として手元に置いておくかどうかが写真のせいでやや悩むところ。

 2冊とも自転車がいかに健康に良いかを力説し、かなりの割合を冒頭で裂いておりちょっと無駄な気がした。

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中島義道「人間嫌い」のルール

中島義道「人間嫌い」のルール
 要旨や最後の「人間嫌いのルール」そのものはAMAZONの商品説明をごらんいただくとして、けっこうまじめで面白い。特に夏目漱石の後期三部作に登場する「高等遊民」や徒然草の台詞を引用するあたりは、学生時代に同じように考えていたので、だよねえ、と思った。
 また「走れメロス」や映画「哀愁」を題材にした「信頼と誠実さ」「信頼による支配」などの章はなかなか考えさせる話題である。
 著者はまずさまざまな人間嫌いの種類を分類・分析し、自分がどこに居るのかを表明し、次に人間嫌いとして生きるために「共感ゲームから降りる」「ひとりでできる仕事を見つける」「他人に何も期待しない」という段階をあげ、最後に「家族を遠ざける」に至り、人間嫌いとして生きるための10のルールを掲げる。

 ただし、これを実現するのはかなり難しい。
 共感ゲームを降りるとは会社や地域社会というコミュニティーを無視することであり、そのためには変人と思われても自活できる「ひとりでできる仕事」が必要であり、芸術家や大学教授というものがそれにあたる。「他人に何も期待しない」は可能かもしれないが「家族を遠ざける」とは十分な経済力で家族を養ったうえで、交渉を断つことを意味しており、国民年金だけではそれは実現できない。
 ということで、財力が先か、そのために共感ゲームに長い間付き合って蓄財するのか、という鶏と卵の論争になってしまう。

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Trek 7.3FX 購入

7.3FX

 買ってしまいました、クロスバイク。Trek 7.3FX

 候補としてあがったのは、まずはLOUIS GARNEAU(ルイガノ)LGS-TR1GIANT ESCAPE R1あたりだが、今後のメンテナンスを考えると近所で購入したいので、候補の2店舗での扱い車種にした。最初の店ではルイガノを扱っていたが、勧められたのはcorratecのSHAPE WAVE。corratecはドイツのメーカーで最近代理店がダイワ精工に変わって売り出し中。一方の候補店はTrekのコンセプトストアでトレックおよびその系列のゲイリーフィッシャーなども扱う。

 corrateのSHAPE WAVEとTrekの7.3FXは価格性能ともほぼ同じ。
 corratecの店までは直線で約3キロ、Trekの店までは反対方向に約4キロ。ただしTrekの店までのルートが車が少なく上り下りが少ないか・・・。

 ネットでは7.3FXの情報はたくさんあるが、corratecはあまりない。7.3FXはフレーム構造なども上位機種と同じだそうでかなり評価されており、やはりここはメジャー製品にすべきかとTrekの店へ。
 試乗した7.5FXとの重量差(7.5FXは前輪フォークがカーボン)やギア(後輪9段と8段)やその他の部品の差にちょっと躊躇する部分もあったが価格差(28,000円)もあり、最終的に7.3FXにした。

 自転車は最近、ネット販売を許可しないメーカーも増えており世界最大の自転車メーカーの台湾GIANTや今回のTrekも同様で、対面販売でしか購入できない。

 購入したお店はバイクプラス多摩ニュータウン店

 ベル、ペダルおよび前後のリフレクター、タイヤ内のリフレクターは標準装備なので、それ以外の最低装備も同時に購入した。事前にAMAZONなどである程度実売価格を見ておいたが、ほとんどの製品はAMAZONでも値引きはないかわずか。

OGKヘルメット MOSTRO(モストロ) パールホワイト
 まずはヘルメット。ヘルメットは4千円くらいから3万円くらいまでピンキリで普通は1万円程度らしい。が、超軽量を唱ったこの製品がフィット感もよく当初見ていた13,000円のものとの差はいかんともしがたく・・・。ちなみにAMAZONでも定価販売。

キャットアイ(CAT EYE) ストラーダ/CC-RD100  サイクルコンピュータはとりあえず速度がわかればいい、今時、有線だけど。まじめに走って心拍数でリズムを取るくらいになったら買い換えよう。


キャットアイ(CAT EYE) HL―EL135 (たぶん)夜間走行もするのでライトは必須。1灯で明るいのよりは光が分散するLEDの3灯式にした。点滅・点灯モード搭載。単3形アルカリ乾電池2本で、点滅時約320時間、点灯時約80時間使用可能。

 テールライトはトレックのFLARE3 AMAZONでは見つからず。大きさ優先で選択。赤色LED3灯、単4乾電池2本で75時間以上。 点灯、点滅およびランダムの3モードというものだが、前後のライトで乾電池の大きさが異なるのは失敗だったかも。

アトラン(ATRAN) スタイロセンターアジャスタブル BK 24インチ~700c対応 センタースタンド  スタンドはたぶんこれ。スタンドはリアよりセンターのほうが楽だとネットで読んだのでセンタースタンドにした。


crops(クロップス) D3  鍵はとりあえず軽いもの。通勤やロングライドで超時間放置するわけではないので。

オーストリッチ ズボンクリップB ブラック (2本1組)  クロスバイクにはチェーンのカバーがついていないので普段着レベルのズボンだと右足の裾がからまったり汚れる。これを防止するのにテープを巻く。なんでもいいので2本セットを買って1本は予備。


 出だしはこんなところで。13日に納車予定。

 クロスバイク

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江上剛「狂宴の果て」

江上剛「狂宴の果て」

 題名から想像できるとおり、バブルとその崩壊をテーマにしたもの。
 二部構成で第一部が幼なじみの3人の幼少から大学までの物語、第二部がバブルとその崩壊。

 第一部の出だしは田舎の里山を冒険する3人の幼なじみ、スタンドバイミーっぽい出だし。そこでの知恵遅れの双子の弟の事故死、これが第一部のその後の展開および第二部の種になっていく。
 冗長。
 ITの世界では「冗長」というと冗長構成、フォールトトレラントでいい意味(あるいは高額)に使われるが、ここではもちろん本来の意味・・・・。
 舞台を早稲田大学に設定し、大学周辺や高田馬場の著名な飲み屋、喫茶店、建物の名前が実名で出てくる。わずらわしい。作者が実名を出すことでリアリティを狙ったのであれば失敗。この界隈やお店を知らない人にはイメージが湧かないし、知っている人がイメージすることで描写を省略したようにしか思えない。
 ストーリーも現実性に乏しいし、いくら浮かれた学生とはいえ発想が稚拙。

 第2部は本来の江上剛、すなわち銀行っぽい。バブル時期の定期預金偽造証書による不正融資を幼なじみの3人が手を染め、やがて崩壊するというものである。第1部よりも展開はリズミカル。それはいったん不正をすると、それを続けないと不正が発覚するからである。
 最後に学生時代に無理矢理別れさせられた恋人の忘れ形見が出てくるのはちょっとわざとらしい。

 第1部の事故が第2部の不正を産む人間関係への伏線になるとはいえ、ちょっと長すぎる。
 第一部が雑誌公開済みで第2部が書き下ろしのようだが、2作に分けるべきだろう。

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疋田智「大人の自転車ライフ 」

疋田智「大人の自転車ライフ 」
 疋田智「大人の自転車ライフ 」は昨日読んだ入門書の作者によるもの。
 著者の自転車ライフの紹介はもちろんであるが、自身の経験を踏まえ、自転車を取り巻く国内の課題など、海外との比較しながら幅広く語るなかなか印象的なエッセイ集である。
 著者は本業はTBSのディレクター、南砂の自宅から赤坂まで自転車通勤をしている。距離約12キロ。ぼくの場合、自宅から職場まで30キロあるのでさすがに挑戦しようと思わないが、今日も連休明けの超満員電車の中で「ああ、自転車通勤できる距離ならトライするかもなあ」と思った。

 日本の道路はほとんどの歩道で自転車が走れるがこれは先進国では日本だけらしい。自転車先進国のヨーロッパの人が見ると「野蛮」となる。弱者である歩行者の領域に車道では弱者の自転車を歩道に追いやることが「野蛮」なのだと。ドイツなどは都心部にはかなり強制的に車を排除し、路面電車と自転車で環境確保と自転車優遇をしているが、渋滞を別としても、こういう正統的な政策を決断する政府や、それに素直に従う国民、そもそもそういうニーズを出していく国民性に、まだまだ日本はほど遠いと思う。

 自転車と自動車あるいは車道では利権の規模も全く違うし、政治的な課題は山積みであるが、概ね発展途上国ほど、自転車よりバイクが偉く、さらに車が偉いという図式になっていて、自転車に乗るのは貧民という感覚が残っているのが一番の問題だと著者はいうがなるほどである。中国、韓国にその傾向が強く東南アジアでは、さらに露骨なようだ。

 それにしても今ままで車上の人だったので、広くない道路で車から眺める自転車のイメージ、すなわち、邪魔だなあという感じはよくわかる。一方で夏の暑い日でもヘルメットかぶって坂を上る自転車たちに一種尊敬と「ようやるわい」と思っていたことも事実。だから著者が語る自転車の対車対策、安全確保策は素直にわかる。

 巻末に2004年の記録であるが、谷垣財務相(当時)との対談がある。どこでこんなツテをとも思ったが、あの谷垣さんが相当な自転車乗りであったのがとても意外で興味深かった。

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疋田智の自転車生活スターティングBOOK

疋田智の自転車生活スターティングBOOK (自転車生活ブックス04)

 車の件でいつまでも落ち込んでいても仕方ないので、切り替える材料として自転車にスポットを当ててみた。

 自転車に乗れるようになったのは実は中学2年の春とかなり遅い。小学校の頃から練習はしていたが補助輪なしでは全然乗れるようにならなかったが、ある時突然乗れるようになった。乗れるようになって最初にそこそこの距離を走ったのはその年の夏の北海道でレンタルサイクル車を借りて大沼を1周した。
 その年にいわゆるサイクリング車を買ってもらった。かなりの段数のギアがついていて後部には光るウィンカーがついていた。これで伊勢佐木町までよく遊びに行った(実家から伊勢佐木町の中心、松坂屋あたりまで4キロ弱だった)。
 その後は原付、車となり自転車に再会するのは今の家に転居してから、駅までママチャリで通勤を試みたが、ある日、遊歩道を原付で走る不良高校生に絡まれてけがをしてから乗らなくなった。そのママチャリは家内が娘を乗せていたことがあったが、家内も車に変わってから粗大ゴミと化し、ようやく昨年?廃棄した。
 近隣は丘陵地で坂が多いのでママチャリの活躍の場が意外と少ないのだ。

 ということで今は我が家には自転車はないし、自転車に対する知識は全くない。

 というわけで、表題の本といくつかのネットを見た結果わかったことは、以下のとおり。
(多少なりとも自転車を知っている人からすればバカみたい・・・だろうな)

・ママチャリは運動効率が悪く重い、疲れる
・MTB(マウンテンバイク)のような太いタイヤは舗装路では無駄
・まともな自転車の種類としてMTBのほかにロードバイク、クロスバイクというのがある
・クロスバイクというのはMTBとロードバイクの中間で初心者向け
・自転車のできあがり(善し悪し)は組み立てと調整にかかっている
・したがって専門店で購入したほうがいい
・人気のあるクロスバイクメーカーとしてルイガノ、GIANT、TREKとかがある(もちろんプジョーもブリジストンもある)
・サイズはタイヤのインチで選ぶのではなく、身長と股下に合わせたフレームサイズで選ぶ
・自転車は車道を走るもの(そういえば「軽車両」って教習所で習った・・・)
などなど

まだ、買うと決めたわけではない(この時期は一番楽しい)が、物を見に行ってもいいかな、と。

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中島義道ほか

横山秀夫「深追い」
警察小説の短編集。いずれもよく出来ている。警察にはいろいろな組織があり、いろいろな考え方をする人がいるのだということが悪い意味でよくわかる。

横山秀夫「陰の季節」
やはり警察小説の短編集。警察という組織の自己保全性がよくわかる。ある意味もっとも官僚的な組織といえる。「翔んでる警視正」はどこにもいない。

横山秀夫「影踏み」
こちらは泥棒側にたった小説。いろいろなタイプの空き巣が出てくるが主人公は「ノビ師」と呼ばれる深夜に家の者が就寝中に盗みに入るタイプ。これを読むと一戸建など怖くて住めない。

中島義道「私の嫌いな10の人びと」
椎名誠がエッセイの中でこの著者のものは全部読んでいるというので、読んでみようと思ったら、家内が図書館で借りていた。著者はカント研究者が一応の肩書き。嫌いな10人のタイプは「いつも笑顔を絶やさない人」など一般的には好感を持たれるタイプばかりであるが、氏のいうことはかなりもっともである。結局のところ一般的な組織人、大人は相手に何かの好意あるいは親切をすることが、相手も喜ぶと信じており、迷惑に感じる人はいないものと考えているということで、そのあたりは全く同意見である。
 本音で生活ができる大学教授という倒産がない究極の個人事業主が羨ましい。

中島義道「孤独な少年の部屋」
 著者の自叙伝的なもの。小学校以来の日記や遊びで作ったものをほとんどすべて保管していたりするがその時点でかなり変。こういう人は東大文1に受かっても哲学に行ってしまうのだろうなあ。

夢枕獏「陰陽師 夜光杯ノ巻」
 夢枕獏の陰陽師シリーズは全部読んでいるが、今までで一番つまらなかった。安倍晴明と源博雅を主人公とするこのシリーズはけっこう好きなのだが、もう少し意外な展開、ネタであってほしい。

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さらばレガシー

 レガシーを手放した。

 医師の指導で当面3年程度、運転を抑止することになった。
 一ヶ月ほど前から覚悟はしていたが、いざそうなってみるとかなりショックで脱力感が激しい。自宅が駅から遠いのでちょっとした買い物にも車を使っていたので日常の不便さはもちろんあるが、頻度は少ないとはいえ、山や花を眺めに甲州や信州に出かけるということが当面車では不可能になった。
 その分、電車や高速バスで行けばいいのだが、すぐに気分を切り替えることは難しいし、日程の選定や乗車券の手配など自由度が少ない。
 あくまで指導なので法的な効力があるわけではなく、「運転するしないはあなたの自由です」と医師からも言われたが、近隣の街乗りはともかく、遠出したときの留守宅の家内の心境を考えると無理はできない。

 家内はレガシーを運転できないし、家内用にekワゴンを購入したばかり。年季明けまでレガシーを放置しておくのも得策ではないので売却することにした。
 5月1日に医師の指導があり、2日に売却を決めて、3日に査定してもらって、4日に売却した。
 売却に関わる雑務の時間以外はぼうっと本を読んで連休をすごした。

 走行距離が少なくて予想よりも良い値段がついたのがせめてもの救いかな。
 それとこの件について自閉症の娘が素直に納得してくれたのが幸い。

 年季明けには家内にも乗れそうな、POLOの1.6あたりを買いたいな。レガシーの駐車場代、税金、保険、ガソリン代の3年分で頭金くらいになるかなあ。







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