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虹の女神

虹の女神
虹の女神を見た。
 構成の勝利ではないか。変わった形の虹の写真をアメリカに行ったあおいにメールした智也。返事はなく代わりに届いたのは彼女の事故死の知らせ。そこから物語は始まり、出会いからあおいのアメリカ行き、事故死と葬儀、そのあとの流れになる。
 智也を演じる市原隼人にはこれといった印象は残らなかったが、あおいを演じる上野樹里がとてもふつうっぽくて良い。智也のあまりの鈍感さにいらいらしながらも、蒼井優演じるあおいの盲目の妹が、ちょっと冷めた感じで良かった。相田翔子のくだりはよくわからない。あえていえば押しかけ女房のような相田翔子を智也が追い出して空しい気持ちになったところに変わった虹が出て写真を送ったという冒頭に戻るための布石くらいか・・・。虹の写真を待ち受け画面にしたあおいの遺品の携帯の厚みが、少し前の映画だなと思わせる。

 この歳になると青春映画を見てもなかなか感情移入はできず、第3者的な視点で見てしまうが、それでもなかなか良い映画である。

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