畦地梅太郎「山の眼玉」
畦地梅太郎「山の眼玉」を読んだ。
梅太郎の画文集である。味わいのある版画が良い。文章は良いものも多いのだが、短すぎて話がいきなり終ってしまうものも多い。どことなく原始人を思わせる山男が登場する版画は子供が描いたような純真な印象があり、今でも山岳雑誌などでよく見る。デフォルメしながらもその山の感じを見事に表現する版画も悪くない。
さきほどググってみたらなんと近所に梅太郎の自宅を元にした展示館「あとりえ・う」があった。しかも休み明けの25日から2月末までなぜか臨時休館。しかし残念ながら駐車場はないとのこと。旧白州邸・武相荘と直線で200メートルほどの距離である。
一方、「第21回 畦地梅太郎木版画展」が年明けの2008年1月4日から横浜みなとみらいで開催されるようだ。
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