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白洲正子3冊

おとこ友達との会話 白洲正子おとこ友達との会話。AMAZONの解説に「千利休にはじまり、「見る」ことの難しさ、不思議さを語り合う、赤瀬川原平との「目玉論」はじめ、前登志夫、尾辻克彦、河合隼雄、養老孟司、多田富雄ら10人の「男友達」と縦横に語りあう。」とあるが、たしかにこの性格では女友達は少なそうだ。すぐに行動してしまう性格を小林秀雄らが揶揄して「韋駄天お正」と言われるが、そんな雰囲気が対談の端々に見られる。ただし対談の内容は相手により和歌や陶器などぼくには理解できない内容も多い。

夕顔 白洲正子夕顔はエッセイ集である。「おとこ友達との会話」よりはやわらかい。
 作品名の「夕顔」とは源氏物語の夕顔でもあるが、植物そのもののことをさしている。著者が夕顔の咲くところを見ようとじっと見つめていると必ずその花はさかずにしぼんでしまう、という話である。
 そういえば、全く個人的な話ではあるが、この本の中で、ある作家と著者にかかわる話を読み終わったところで、その作家の孫にあたる友人から久しぶりにメールが来た。こういうこともあるものか。

白洲正子自伝白洲正子自伝はその名のとおり自伝である。これを読むと「おとこ友達~」や「夕顔」で出てくるさまざまな交遊の陰にいだく「持てるものの悩み」が浮かんでくる。
 また吉田茂の懐刀と言われ、マッカーサーとやりあった夫・次郎が家庭内では意外と情けなかったのもおかしい。

 昨日、旧白洲邸武相荘に行ってみたが駐車場が満車だったのでそのまま引き返した。お彼岸でやや混みがちな道だったので帰りは22分もかかった。


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» 牧山桂子「次郎と正子」 [Fool Proof]
「風の男」「日本で一番カッコイイ男」、吉田茂の懐刀といわれた父次郎と、類稀な審美眼、研ぎ澄まされた美意識の持ち主といわれた随筆家で伯爵家の母正子を持つ娘は、さぞかし大変だったろうとこの本を読む前から... [Read More]

Tracked on 2007.11.15 at 22:02

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