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「坂本直行作品集」「坂本直行スケッチ画集」

坂本直行作品集
坂本直行作品集

「坂本直行作品集」は坂本の没後5年の1987年に刊行された氏の初の作品集であり、30cm×26cmの大型本である。坂本を画家として自立するきっかけをあたえた彫刻家峯孝、写真家兼本延夫らが所蔵家を訪ねて撮影、厳選した100点余りが収められている。
 坂本の妻、長男に加え、峯、兼本のこの作品集と坂本にかける想いもつづられておりなかなかよい画集となっている。
坂本直行作品集
坂本直行作品集

 代表的な日高の絵は油彩・水彩で多数あるし、晩年に出かけたヒマラヤや草花のスケッチも多く収録している。
 日高の絵がいいのはもちろんであるが、草花のスケッチがいい。
 坂本の草花スケッチといえば「六花亭」の包装紙にも採用されたが、実物の草花よりも暖かいような気がする。これをもっと見たくなる。
坂本直行スケッチ画集坂本直行スケッチ画集

 というわけで購入したのが「坂本直行スケッチ画集」。こちらは21cm四方とやや小振りであるが、259点のスケッチを収録。こちらは坂本の没後に実物のスケッチ集を初めて見た息子たちが埋もれさせるべきではない、と出版を決意したもの。1992年刊行。
 希少本で、AMAZONマーケットプレイスでは1万円以上する。
坂本直行スケッチ画集
坂本直行スケッチ画集

 草花のスケッチが全くすばらしい。作品ではないほうがのびのびと書いているのか、またコメントのせいもありむしろ作品よりも好ましく感じる。作品にはサインが入っているが、入っていないほうのほうがすがすがしく見える。
 画集には草花のみならず日高をはじめ北海道各地の山河のみならずヒマラヤのスケッチ帳の写真もある。季節ごとにまとめたスケッチの合間に、坂本の著書からの引用のコメントが載せられている。写真撮影は「作品集」をまとめた兼本。

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