星野道夫 星のような物語展
横浜・高島屋で開催中(5月7日まで)の「星野道夫 星のような物語」展に行ってきた。
星野道夫のパネル写真は昨年6月「八ヶ岳自然センター」のメモリアル展にあったが、当時は星野をほとんど知らなかったのでよく見ていなかった。
写真へのスポットだけのやや暗めの会場には、やはり中高年が多いものの、連休のデパートということもあり家族連れも多く老若男女でかなり混雑していた。
入り口付近には女性、子供向けなのか、アザラシとホッキョククマの可愛らしい写真が多く、ちょっとイメージが狂ったが、進むにつれ、カリブー、ムースといった本来の星野の写真の世界になっていた。途中、3箇所で「春」「夏・秋」「冬」のアラスカの映像(各5分程度)の上映があり、中央にはNHKのハイビジョン放送と思われる映像が流れていた。
かなりの写真はすでにいくつかの写真集や出版物で見覚えがあるものであったが、横が1.5mほどもある大きなパネルでの写真はやはり見ごたえがある。
出口付近には特別展示ということで若い頃の写真やシシュマレフからの手紙、撮影日誌、星野の文章が掲載された国語や英語の教科書なども展示されていた。
展覧会をあまりじっくり見ないぼくだったが終わってみるとちょうど1時間経過していた。
売店には見慣れた本やDVDが多かったが、ちょっと面白い雑誌があったので購入した。
図録を購入して展覧会の展示と見比べてみた。
展覧会は入り口にクマやアザラシの写真があったと書いたが、図録の収録順序の方がよりストレートというか良い順番だと思う。ちなみに図録ではアザラシは一番最後であった。収録されている写真は展覧会のものはたぶん100%収録している、というか図録では展覧会場で見た記憶がない写真が何枚かあった(記憶違いかもしれないが)。
P.S P.S 巻末158ページの奥多摩と鷹取山の写真のキャプションは逆だが星野道夫事務所に照会したところ、増刷分からは修正されているとのこと。
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