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ひろさちやの古寺巡礼

 沢野ひとしの本の中で、お寺めぐりをするときに必ず持って行く本と書いてあったので、ひろさちやの古寺巡礼ひろさちやの古寺巡礼を読んでみた。
 「ひろさちや」とはなんか女っぽいへんなペンネームだなと思ったらWikipediaによれば「由来は、ギリシア語で愛するを意味するPhilo(フィロ)と、サンスクリット語で真理を意味するsatiya(サティヤ)の造語である」とのこと。フィロソフィーとサティアンなのだ。平成の大合併で名前がなくなってしまった上九一色村の施設の方が著者のペンネームより新しいわけだ。
 という著者であるが、東大印度哲学卒で著作は300を超えるという・・・。ユーキャンから「仏教入門」CD12巻まで出している・・・。

同じくWikipediaには「平易な言葉で多数の入門書を執筆し、一般の人々に仏教を身近な物として再認識させた」とあるが、たしかに読みやすい本である。
 小学館の「週刊 古寺をゆく」(全50巻)の刊行にあわせて全国69の寺を訪問したエッセイである。京都が多いのは仕方ない。やや大きめのフォントで見開き4ページで1回が終わる。ちょっと短いかなという印象があるが、これであと2ページ増やしてしまうと平易な文章ではなくなってしまうのだろう。気取った文章でもなく、仏教の世界を無理に語るわけでもなく、ひとつの寺に行くときにひとつのことだけ知っておく、あるいは考えておけば良い、と言っているようだ。

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