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星野道夫「アラスカ 風のような物語」

アラスカ 風のような物語
 星野道夫「アラスカ 風のような物語」を91年刊行の大型写真集の方で読んだ。
 星野道夫の名前はなんとなく知っていたが、その業績を知ったのは昨年の春に清里に行ったときのこと。
 しかし、海外にあまり興味がないぼくはアラスカと星野道夫にはあまり興味が持てずそのままになっていたが、正月にNHKのTVを見て、写真集でも見てみようということになった。

 「アラスカ 風のような物語」は89年から週刊朝日に連載した同名のエッセイをまとめたもので写真が中心の写文集である。そのためにとても読みやすく、彼のアラスカとその自然と生命への思いがストレートに伝わってくる。
 現代の日本のしかも東京でたまに山を眺める生活をしている中高年には、こういう生き方をする人もいるのだな、とはるかに遠い物語のようにも聞こえるし、だからこそやはり凄いと思う。凄いのはいつでも被写体である自然の姿であるのは山の写真も同じではあるが、やはりこういうものを発表できる生活をするということがやはり驚きであり畏敬の対象になる。
 そして冒険家はまたも早すぎる死を以って、われわれには届かない存在になっていく。

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