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飯田朝子「数え方もひとしお」

数え方もひとしお 数え方の辞典

飯田朝子「数え方もひとしお」を読んだ。
 本当は同じ著者の数え方の辞典を読みたかったのだが、こちらは地元の図書館になかった。

読書歯車のねじまき仕事「数え方の辞典」は日本語でけっこう難しい物の数え方の辞典ということで辞典としてはかなりの売れ行きを誇った書籍ということを、実は椎名誠の読書歯車のねじまき仕事で知った。
 椎名誠は社会人なりたて当時、国分寺に勤務していたので「さらば国分寺書店のおばば」を皮切りにあらかた読み、今でも気軽なエッセイを時々読んでいる。「読書歯車のねじまき仕事」は珍しく読書案内的なエッセイである。
 「数え方もひとしお」は数え方をテーマにしたエッセイという感じで、衝撃的な数え方や単位の話はないが、なぜそのように数えるようになったかの推理がなかなか面白い。と、同時にすでに辞典を刊行している著者にしてまだまだわからないことが多いというのが意外であった。
 エレベータの数え方が例の六本木ヒルズの事故発生当初が「基」であったのが徐々に「台」に変っているのがなかなか興味深かった。
 もっとも意外だったのは著者の年齢。数え方関係ではいくつかの著書があり、辞典も刊行しているのでけっこうな高齢で学会の大御所的な人かと思ったら、1969年生まれの30代だった。

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