新府桃源郷
8時に国立ICに乗った直後はやや混雑気味だったものの、やや曇り気味ながらも見通しはかなりよく富士山の山肌がきれいに見えて、順調に西に向かった。2週間前に雪が残っていた大菩薩の草原も雪はなく春から初夏への歩みに気がつく。
初の娘連れなので談合坂で早めに休憩してみる。幸い娘の機嫌は良いようなので暫定的にカーナビにセットした釈迦堂遺跡から行き先を新府城址に変更した。
甲府盆地に入ると前回よりもより鮮明に南アルプスが見えてきた。一宮御坂あたりの桃はすでにピークを過ぎてきているようだ。韮崎まで来ると右に八ヶ岳が大きく、左に鳳凰と甲斐駒が迫るが、甲斐駒や鳳凰の雪もかなり少なくなってきた。しかし鳳凰観音岳の斜面に雪形はまだ見えない。
韮崎ICで一般道におり七里岩ラインを15分ほどで新府城址に着く。昨年はピークだったのかかなりの車がいたが、今年は公園の駐車場に止めることができた。
歩き慣れない娘連れなので、階段急登の新府城址に登るはやめ、景色的にも良い農協(新府共選場)の建物までの散策に変えた。歩き始めるとかなりの人がカメラを肩に歩いている。今日は富士山もよく見える。菜の花と桃はピークのようだ。桜もかなり残っている。見通しは良いのだが空の色がややくすんでいるのが残念。30分ほど散策をして、駐車場の露店で娘が行きに目をつけた草もちと柏餅を買ってそのまま帰路に着くはずだったが、行きの車中から気にしていたEOSさんの家に行きたいということになり、とりあえずそちらに向かう。到着してみるまで本当に行くかどうかもわからないので突然の訪問となってしまったが、快く出迎えいただいた。娘の場合「会いたい」となれば1秒でも会えば目的を達成したことになるので、EOSさんにお会いして大満足(苦手の犬を思いっきり避けていたが・・)してものの5分としないでおいとました。帰り際にEOSさんから近くの山梨県立農業大学校の敷地を教えていただいたので、さっそく向かってみた。
中央線の手前に小さめの池があり、踏切のそばに車を止めて降りてみる。娘は鉄道の踏切を渡るのが初めてだった。
線路の向こう側に実験果樹園が広がり、線路の脇には桜がまだかなり咲いている。正面には八ヶ岳、振り返れば甲斐駒が見える。数は多くはないが桃や梨も植えてあり、いい感じの里山の風景になっていた。
気がつけばすでに11時を過ぎていた。
オオムラサキセンターに寄って帰宅した。
さて、終わってみれば山高神代桜と新府城址の桃。去年と同じパターンでした。
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