谷有二「山名の不思議」
谷有二「山名の不思議―私の日本山名探検」を読んだ。
谷の本は「山の名前で読み解く日本史」を以前に読んだ。内容はこれにその後の見解を追加したものという印象。
中身はけっこう面白いのだが、この人の書き方はちょっと詰め込みすぎのところがある。あと、今回の本は山の名前の由来についてのややツウ向けかな、という印象で、読者がここまで知っているはず、という前提の書き方が多い。
氏には山の名前関連では有名な富士山はなぜフジサンかがあり(未読)、今回はこの話まで入っているのでそういうわけでは1冊で氏の持論がよくわかる。
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