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田淵行男「浅間・八ヶ岳 麓からの山」

浅間山・八ヶ岳 麓からの山

 田淵行男「浅間・八ヶ岳 麓からの山」を読む。
 あとがきによれば、もともとの構想は麓からの山としてまずは安曇野からの常念山脈が素材にあがったが、浅間と八ヶ岳も、ということと追分駅で浅間の爆発に居合わせたことから浅間に傾倒したために、安曇野は別にすることになったようだ。
 浅間の八ヶ岳の扱い量は6:4くらいだろうか。
 ぼく的にはもう少し八ヶ岳を扱って欲しかったし、北八ヶ岳も扱って欲しかった。もっとも麓から、という意味では北八ヶ岳は蓼科山以外は素材にならないのだろうなあ・・・。

 就学前に群馬で育ったぼくは、毎日のように浅間山を見ていたが、山岳展望の目標としての浅間山にはあまりこだわりがなく、山の上から浅間山が見えても不思議と感動がない。逆に山歩きをするようになってから覚えた山、要するに南北アルプスとか、日光連山とか八ヶ岳とかそういう山に魅かれる。そのせいもあり、八ヶ岳の扱いにやや不足もあることから、写真集としては今一歩の感想。むしろ八ヶ岳の項で小海線や中央線沿いからの南アルプスの見慣れた写真にひきつけられた。特に小海線からの鳳凰越しの冬の北岳は、学生の頃に見慣れたこともあり、懐かしく眺めた(これ)。

 例によって巻末のエッセイはなかなか面白かった。

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