« JR西日本は変わるのか(その2) | Main | 実写版「サンダーバード」 »

今更「世界の中心で愛を叫ぶ」

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション

 遅ればせながらDVDを見た。
本は以前に読んだが、TVドラマの方は最初のうちは見ていたが最後の方は見なかった。2時間で読める本のTVドラマ化に無理があったのだろう。あまりにも冗長かつお涙頂戴ばかりで、サクにいらいらするだけだった。そんなわけで映画もどうなんだろうか、という印象があり、宅配DVDレンタルサービスTSUTAYAの店頭にDVDが並んでもなかなか食指が動かなかった。

 で、感想。
 けっこういい作品だなあ、という印象。
 もちろん原作が原作なのでお涙頂戴ふうなところはあるけれども、さっぱりしている。これは原作にはない柴咲コウの役のおかげと「その後」を演じる大沢たかお(映画)と緒方直人(TV)の差に思える。まあ趣味の問題ではあるが、緒方直人の顔は童顔がそのまま老けてギスギスしたあの顔で泣かれるとホント情けなくて見ていられないのである。
 ただ、映画についての予告編とか一切の情報を見ないままいきなり見たので最初になぜ柴咲コウがカセットを持っているのかわからなかった。

 原作そのものはそれほど評価はしないけど、映画はよく作っているなあ、という印象。
 原作を読んだ時にも感じたが、ぼくよりもずいぶん若い世代の話ではあるが違和感を感じない。ふたりの生年は1969年、年代設定は86年。86年頃といえばぼくはすでに社会人だったし、バブルの予兆が見え始める時期である。年代設定だけを見れば、それでもすでに10年近い差があるが、第一世代ウォークマン世代のぼくが見ても、選曲やラジカセその他の小物はもちろん、路面電車まで。
 結局、おじさん世代にとってこの年代の描画はそれだけでノスタルジックに浸れるのだ。
「私をスキーに連れてって」のように。




|

« JR西日本は変わるのか(その2) | Main | 実写版「サンダーバード」 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2457/4123047

Listed below are links to weblogs that reference 今更「世界の中心で愛を叫ぶ」:

« JR西日本は変わるのか(その2) | Main | 実写版「サンダーバード」 »